「期待を裏切り続けていきたい」元モーニング娘。の鞘師里保
ドラマ出演で芸能活動再開
--ドラマの撮影はいかがでしたか? 鞘師さん:山里亮太さんが書かれた小説が原作になってるんですけど、実在する女優さんとか、タレントの方、女性の方と山里亮太さんとの妄想ストーリーがドラマ化されてまして、私のお話は今回のために書き下ろしていただいたもので嬉しいなって思ってます。最終的には楽しむことができたんですけど、私自身ドラマの撮影に参加する経験がいままでほとんどなかったので、それ自体にすご緊張していて、撮影期間は緊張のあまり睡眠もほとんど取れませんでした。
22歳の大人に成長
--モーニング娘。在籍時と現在の違いは? 鞘師さん:(モーニング娘。在籍時は)お仕事の時もいろんな人のサポートがあってできたものとか、やっぱモーニング娘。の名前があってお仕事できてた部分もあったので、そういうものすべてがあって自分の人生が成り立ってるなという意識はあったんです。「17歳にしてはいろいろ考えてるね」って言っていただくこともあったんですけど、逆にいえば人からの見え方というか、世間的に芸能界にいる人だからチヤホヤされてとか、甘やかされてとかって思われてるっていうコンプレックスも多少あったのかもしれないですね。だからこそ自立しておかないと自分自身に自信が持てない部分もあったのかもしれないですね。大人になるときに自分を持ってないと、という意識が芽生えたのはそういうきっかけもあるんじゃないかなと思います。考え方自体が大人になったのかもしれないです。ファンの人が心配してるほど子供じゃないです(笑)。