角田裕毅、予想よりも厳しい予選……それでもモナコで8番グリッド確保「ミスが許されないからプレッシャーを感じたけど、それを楽しんだ」
RBの角田裕毅は、F1モナコGPの予選を8番手で終えた。角田曰く、予想よりも厳しい戦いになったものの、それでも8番手という結果には満足しているようだ。 【リザルト】F1モナコGPスターティンググリッド(暫定) 角田はモナコGPの初日から好調な走りを披露し、土曜日のフリー走行3回目でも9番手につけた。 そして迎えた予選。Q1では思うようにペースが上がらず、13番手で辛くもQ2に進出すると、そのQ2では9番手。Q3ではひとつ順位を上げ、8番手となった。これで角田は今季6回目のQ3進出ということになった。 「今日は、予想していた以上に大変でした。でも、僕らはかなりペースを上げることができ、各セッションとも1周ごとに改善することができました」 角田は予選後にそう語った。 「フリー走行のことを考えると、Q1は少し苦戦したと思います。でも、クルマからコンマ数秒ずつ絞り出すことができました」 「非常に激しい戦いでした。ここでは、ひとつのミスで大きな妥協を強いられることになります。少しプレッシャーを感じましたけど、それを楽しみつつ、冷静さを保ってマシンのパフォーマンスを引き出すことができました」 決勝ではオーバーテイクが難しいため、スタートが鍵になると角田は語る。 「明日は非常に難しいレースになると思います。ここでオーバーテイクするのはとても難しいので、スタートはとても重要。そしてクリーンなレースをすることも大切です」 「ペースは良いので、あとは僕らがマシンのパフォーマンスを全て引き出すだけです。チームとしては全体的に、今週末は一貫して素晴らしい仕事をしてきました。最終的には8番手で終えることができ、とても良い気分です」
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