朝乃山に富山の「力水」 名水協議会が贈る
大相撲の十両朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)に7日、とやま名水協議会(事務局・富山県県民生活課)から富山の名水が贈られた。東京・墨田区の高砂部屋では、東京朝乃山後援会のメンバーが激励に駆け付け、リハビリに励む朝乃山に「力水」をつけた。 ●「頑張ります」 大相撲秋場所初日を前日に控えた7日も、朝乃山は白まわしを着用して朝稽古に参加した。稽古を見守った支援者によると、手術を行った左膝にはサポーターなどは施さず、自然な様子だったという。 朝乃山はバーベルを使ったトレーニングや腕立て伏せなどで汗を流した。支援者からの激励に対し「頑張ります」と笑顔を見せた。 朝乃山に贈ったのは「黒部の氷筍水(ひょうじゅんすい)」(関電不動産開発北陸支店)「アルプス精水」(五洲薬品)「立山四季の水」(大観峯)「立山の天然水」(匠美)「立山玉殿の湧水」(立山貫光ターミナル)「秘境黒部」(富山ビバレッジ)の6種類。協議会に所属するメーカー6社が500ミリリットルのペットボトル各48本(計288本)となる。 朝乃山は左膝の大けがで先場所を途中休場し、7月末に手術を受けた。秋場所は全休の見通しで、復帰を目指してリハビリを続けている。