来週が最終週！ 趣里、草なぎ剛

　俳優の趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」（総合・月～土、午前8時～ほか）は来週（3月25日～）ついに最終週を迎える。22日に公開された予告映像では「引退」「絶縁」といった衝撃的な言葉が飛び交った。 【画像】歌合戦当日…第121回振り返り 　最終週のタイトルは「世紀のうた　心のうた」。予告映像は、ヒロインのスズ子（趣里）が「わて、引退しようと思います」と言うところから始まり、険しい表情の羽鳥（草なぎ剛、なぎ＝弓へんに剪）が「僕は君と絶縁します」と宣言。涙を流すスズ子の姿から波乱を予感させるも、二人が笑顔で握手をする場面もあり、果たして二人はどんな決着を見せるのか。

　また、橘アオイ（翼和希）、林嶽男（橋本じゅん）、松永大星（新納慎也）ら懐かしの面々も登場。彼らが見守る中、まばゆい衣装で舞台に登場したスズ子の姿と「わてかて、みなさんのこと、ごっつい愛してまっせー！」と叫ぶ声で予告は締めくくられた。

　ネットでは、「予告だけで涙が溢れた」「来週絶対泣く」と早くも涙を誘い、「来週で終わってしまうのが寂しい」「すでにブギウギロス」と嘆く声もあがった。

　朝ドラ・109作目の「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などのヒット曲で知られる歌手・笠置シヅ子をモデルとしたオリジナル作品。“ブギの女王”と呼ばれ、戦後を明るく照らしたヒロイン・花田鈴子／福来スズ子（趣里）の波乱万丈な物語を描く。脚本は足立紳と櫻井剛。全26週・126回で、本編の最終回は3月29日（30日は最終週の振り返り）。4月1日からは伊藤沙莉が主演を務める朝ドラ・第110作「虎に翼」がスタートする。（清水一）