「もっともっと得点を」立川アスレティックFCレディースのキャプテン・藤田実桜が語る“ゴールへの貪欲さ”|女子Fリーグ
日本の女子フットサルの最高峰にあたる、日本女子フットサルリーグ、通称「女子Fリーグ」。 【映像】中村憲剛も背負ったNo.14への思い 設立初年度に当たる2016年のプレ大会からリーグに加盟する立川アスレティックFCレディースは、2023年3月に小野直樹新監督を迎え、これまでの「3-1」から「クワトロ」をベースにした新たな戦術に取り組み、今シーズンを戦っている。 新体制のまとめ役を担うのは、背番号14番の藤田実桜。高校生で競技フットサルに出会ってから、早10数年。国内リーグでは“アスレ一筋”でキャプテンマークを巻いて戦う、チームの精神的支柱として欠かせない存在だ。
今季はチーム最多の8ゴールをマーク
巧みなボールタッチと精度の高いキックが売りの藤田だが、何よりのアピールポイントは、「順応力の高さ」だと話す。基本的には先発(ファーストセット)としての出場機会が多いものの、セットプレーや攻撃にアクセントをつけたい場面では、藤田が別セットの1人と代わって起用されることもある。そんな時でも、「最大限に一人一人の特徴を生かしながら、一体感を生み出すプレー」を常に心がけているそうだ。 一方、まだまだ成長したい部分については「ゴールに関わるプレーや、自分が得点するシーンを増やしたい」と話す。今シーズン、藤田はチーム最多の8ゴールをマークしているものの、「もっともっと」と物足りなさを口にした。 12月1日に行われた、女子フットサルの“絶対女王”であるバルドラール浦安ラス・ボニータスとの一戦では、1点ビハインドの状況から、残り1分で藤田が同点弾をマークし、貴重な勝ち点1をもぎとった。 ベテランながらも、衰えることのない「貪欲さ」を胸に、藤田はゴールに向かって走り続けている。
■プロフィール 藤田実桜(ふじた・みお) FP 14 立川アスレティックFCレディース 1994年4月13日生まれ、東京都出身。幼少期からサッカーをプレーし、中学時代には浦和レッズJrユースレディースに所属。高校に進学後にフットサルに出会い、府中アスレティックFCプリメイラに加入した。卒業後は東京国際大学でサッカーに専念するためチームを一度離れ、卒業後に再び復帰。2015年からは女子日本代表にも選出され、2018年にはAFCフットサル選手権を戦い準優勝に輝いた。2019シーズンは自身初の海外挑戦としてスペインリーグに移籍。翌年立川に戻り、国内外で培った経験を生かしながらキャプテンとしてチームをけん引している。
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