Mrs. GREEN APPLE大森元貴「背中を押す感じの言葉を伝えるのは簡単ですが…」10代の“将来の夢”に関する相談にメンバーが贈ったアドバイスとは?
3人組ロックバンドMrs. GREEN APPLE(大森元貴(Vo/Gt)、藤澤涼架(Key)、若井滉斗(Gt))がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」(毎週月曜 23:08頃~)。 9月2日(月)の放送では、10代の生徒(リスナー)から届いた悩み相談に、メンバーたちが答えました。
――リスナーからのメッセージ
私は今高校3年生で、そろそろ夢を見つけていかなければならない時期です。私は生き物や動物が大好きなので、生き物関係のお仕事に就きたいと思っています。ペットショップや水族館、動物園や獣医さんなど、いろいろ自分なりに調べて考えていました。 しかし、父と母は私に看護師になってほしいと強くお願いしてきます。そんななか、おばあちゃんは「自分の好きな夢に向かって進んでいくといいよ」と言ってくれています。父も母も私の将来を考えて言ってくれていると思うんですけど、やっぱり自分が好きな、目指したい夢に向かっていきたいです。 私は親に本当のことを言えないタイプで、いざ自分の意見を言おうとすると言葉が詰まって声が出ません。だけど、この夢は諦めたくないです。自分の意見に自信をもって言うためにはどうしたらいいんでしょうか。こんなことすらできない自分がどんどん嫌になってきます。暗い話ですみません。(18歳)
――ミセスからのメッセージ
大森:簡単に背中を押す感じの言葉を伝えるのは簡単ですけれども、2人はどうでしょうか。 藤澤:人から言われて「すごく大事なことだな」って思ったアドバイスがある。例えば、相手からその場で答えを迫られたり、強くお願いをされているとする。それを受け取っちゃうと、「今すぐその場で返答しなきゃ」とか「そうだよね」って言わなきゃいけない、ってなってしまいがちだけど、「自分もそのことについて真剣に考えているから、ちょっと待っていてね」っていう、この一言を言えるようになるのが、すごく大事なことだなと思っていて。 若井:その場で「YES」か「NO」を出すんじゃなくて。 藤澤:そう!「ちゃんと真剣に考えているから、いつか話すまで待っていてほしい」って言葉をまず言えると、自分も一歩進めた気がすると思う。 若井:相手も「ちゃんと考えてくれているんだ」って感じてくれるよね。 藤澤:全部が全部、その場で何もかも答えを出さなきゃいけないわけじゃないと思うから。あと、「自分は何がやりたいんだろう」っていう自分の気持ちを、ノートの真ん中に一番好きなことを書いてみる。 自分の気持ちが整理されるというか、「自分はこれが好きだから、こういうこともやってみたいし、こういうことも興味あるんだ」みたいな(発見がある)。箇条書きでいいから、それをパーツにしていくだけで言葉もまとまるかもしれないよね。 大森:りょうちゃんも実際やったこともあることなの? 藤澤:あります! 自分を疑わずにというか、自分の好きなことを嫌いになる必要はないと思うし、諦める必要なんて絶対ないって僕は思います。 番組では他にも、10代の恋愛相談に答える場面もありました。 (TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」2024年9月2日(月)放送より)
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