「言っていいのかな」若き日のカズの破天荒ぶりを北澤豪が振り返る「ステージに出ているからね、ジャージで」
「着いたところは、トシちゃんのコンサート」
元日本代表MFの北澤豪氏が、播戸竜二氏の公式YouTubeチャンネルに出演。若き日の三浦知良とのエピソードを振り返った。 【動画】元日本代表MF北澤豪がJ開幕以前を振り返る! 北澤氏は、本田技研工業(現・Honda FC)に所属していた1991年に日本代表に初選出された。その際に、読売クラブ(現・東京ヴェルディ)でプレーしていたカズは、合宿中に親交のある歌手の田原俊彦さんの曲をよく聞いていたという。 「『部屋来いよ』って言われて、その部屋にでっかいラジカセ、ドンとあるわけ。ありえないじゃん、そんな人。で、ガンガン、トシちゃんがかかっているわけ。こんな人が日本代表にいるんだ、さすがブラジル育ちだな」 さらに、若気の至りもあったと回想する。 「合宿中だよ。言っていいのかな。『キー、行くぞ』って言われて。ポルシェに乗って。(合宿地の)つま恋を出るわけ。『いいんすか? 合宿中ですよ』って。そうしたら、着いたところは、トシちゃんのコンサート。 合宿を抜け出していくんだぜ。俺たちジャージだよ。2階席にいたら、カズさんがいないわけよ。ステージに出ているからね、ジャージで」 57歳にして現役バリバリのカズは、若い頃から型破りだったようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部