トラックパンツの選び&着こなしのポイントを解説!今っぽさは“色とシルエット”がキモ
[スウェットパンツの正解]原点回帰の肉厚ワイドを選び、ボリュームスニーカーでバランスを取る
原 続いてはスウェットパンツ。まさしくスポカジの主役だ。 菊池 アイテムとして大定番だけど、このアイテム特有のお悩みも……。 原 寝巻きに見せたくないんです! ってヤツね。 菊池 その解決策として、ここ数年は細身のデザインが人気でした。 原 だよね。オーシャンズでも取り上げてきたし、やっぱりシルエットがキレイ。今見ても、十分こなれてるんじゃない?
菊池 いいけど、さすがに少し見飽きたかなと。だから、これからはワイドなスウェットパンツ。 原 ワイドパンツ自体、大人の服としてかなり浸透してきたしね。 菊池 そこで、スウェットは原点回帰です。ボディブランドが作っているような、往年のアメカジを感じさせるしっかり系が今の気分。 原 ヘビロテしても肉厚で太いと膝抜けしにくいし、いいかも。 菊池 そう。クラシックなタイプはコスパが高かったり、実用面で優れているケースが多い。色も多彩なので、まとめ買いを推奨します!
原 じゃあ、選びのポイントをおさらいすると、太めで肉厚だ。 菊池 そして着こなしのポイントはと言いますと、ずばり“タメテハク”。 原 えっ、溜めて吐くの? 深呼吸してリラックス? 菊池 原さん落ち着いて、全然違う(笑)。パンツの裾を、スニーカーに溜めてはく。肉厚ならではの重量感を活かしたほうが、ワイドな表情とマッチしますよってこと。
原 となると、靴の選び方も重要になるよね。 菊池 細身のスウェットパンツなら足元もすっきりと。なんなら革靴とかでもいい。ただし肉厚ワイドなら、ボリューミーなハイテクシューズが相性いいと思います。 原 パンツはローテク、足元はハイテク。ギャップだね。 菊池 ご名答! メッシュやメタリックなパーツを使ったり、ソールに表情があるようなランニング系など。そういったスニーカーに太いスウェットパンツを溜めてはく。 原 その今っぽさが、結果的に“寝巻き見え”を回避するポイントにもなりそうだね。