冬の交通網を守れ 除雪車出動式 車社会の円滑なアクセス確保へ
FBC福井放送
本格的な雪のシーズンを前に20日、坂井市では国道などで除雪作業にあたる車両の出動式があり、円滑な交通の確保へ士気を高めていました。 気象台が発表した向こう3か月の予報によりますと、北陸地方の降水量と降雪量は「平年並み」か「多い」見込みとなっています。 福井河川国道事務所では、20日から来年3月25日までを雪害対策期間と定め、国道8号や中部縦貫自動車道など、およそ216キロの区間に111台の除雪車両を配備し、降雪時に円滑な交通の確保にあたります。 坂井市では出動式があり、除雪作業員がウインカーやバケットなどの点検を行った後、6台の車両に乗り込み、国道8号へ出動しました。 ■福井地方気象台 木下信好台長 「近年、夏も冬もそうだが、極端な現象が多いので、そういう状況には対応していかないといけない」 この日は地元の児童を招いて乗車体験会も開かれ、激励を受けた作業員は、雪害対策への士気を高めていました。