【流行語大賞】「もうええでしょう」ピエール瀧、「地面師たち」で多彩な関西弁/ノミネート
今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が5日、発表された。トップ10と大賞は、12月2日に発表される。 【イラスト】新語・流行語大賞大賞ノミネート一覧 ◆ ◆ ◆ 「もうええでしょう」 Netflix(ネットフリックス)で7月から配信されたドラマ「地面師たち」(綾野剛、豊川悦司ダブル主演)で、関西弁の地面師、後藤を演じたピエール瀧のせりふ。交渉を早く切り上げたり、ピンチを切り抜けたりする場面でさまざまなニュアンスで発せられ話題に。 ネットフリックス公式も「聞けば聞くほど癖になる後藤(ピエール瀧)の常とう句をバリエーションでどうぞ。絶対決めたい商談や、長引く打ち合わせに使ってみては?」と題して、せりふシーンのまとめ動画をアップする盛り上がりをみせた。 ◆ ◆ ◆ 事務局では、今年の傾向を「2024年は1月に能登半島地震が発生し暗いニュースからのスタートとなったが、オリンピック、大谷選手の活躍、ダンス動画関連のヒットなど、話題は数多くみられた。流行語としては、小粒がそろったと思われる。また、「お金」にまつわる用語が数多く発生。責任をもたない風潮の世の中、光と闇が混在した年であり、嵐の前の静けさを感じさせる」としている。