永瀬廉、美術部で絵が上手い設定も…描いた絵に出口夏希も衝撃「個性的…」
King & Princeの永瀬廉、出口夏希、三木孝浩監督が18日、都内で行われたNetflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』(27日配信)配信記念イベントに登壇した。 【動画】撮影終わりにエピソードも!配信記念イベント(ダイジェスト) 森田碧さんによる同名ベストセラー小説をNetflix映画として映像化。主演を、Netflix作品初参加となる永瀬廉。突然余命を宣告され、色々なことを諦めながら淡々と日々を過ごす中で、運命の恋に出会うことで再び人生に希望を見出していく主人公・早坂秋人役を演じる。またヒロイン・桜井春奈役をNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』でフレッシュな演技を魅せた出口夏希が務める。 本作で初共演となった永瀬と出口。共演シーンで印象的なエピソードを聞かれると、永瀬は文化祭のシーンを挙げ、「あのシーンはすごく手が込んでました!高校時代の思い出はなんですかって聞かれたら『よめぼくの文化祭』だと答えたいくらいキラキラしていました」と撮影当時を振り返った。 また、劇中では美術部で絵が上手い設定の秋人を演じた永瀬だったが、実際の永瀬の絵心に衝撃を受けたという出口。「永瀬さんは画伯です。個性的な絵を描きますよね…」と問いかける出口に対し「どうしても目を描くときに黒目の焦点が合わなくてホラーな絵になってしまう…もしかしたら本編でぼくの書いた絵が使われているかも」と、永瀬は当時を振り返り、場内を笑わせた。 撮影現場の雰囲気について、出口は「お互い人見知りなので最初は全く目すら合わなかった」と回想し、永瀬も「最初は三木監督が場を回してくれたのでかろうじて話せましたが、二人になったとたん声かけていいものなのかな…何の話しようかな...と常に悩んでいました」と撮影序盤の当時を振り返りつつ、そのもどかしい感じが作品にプラスに働いたと語った監督。 打ち解けたきっかけは、お互いの呼び名を決めたことだったという。永瀬は出口を「でぐ」と呼び、出口は最初は「秋人くん」と役名で呼んでいたものの、最終的にはフルネームで「永瀬廉」、「おじさん」と冗談を言い合えるほど仲良くなったと明かし、周囲の笑いを誘った。 また新章的なシーンも挙げた。監督は、春奈が秋人に絵を書いてもらうシーンをセレクトし、「このシーンは撮影の終盤に撮って、二人の雰囲気がすごく良かったんです。春奈の表情を撮っているうちに僕自身感情があふれてきちゃってカットを切れなくなってしまって。実際にモニターを見ていた全員が泣いたシーンです。僕がこの映画の中でとても大切にしていたシーンなので思い出深いですし、視聴者の皆さんには注目してほしいですね」とこのシーンに込められた熱い想いを語った。