「影響が出る可能性が…」大谷翔平、来季は盗塁数が大きく減る恐れ!? 一塁コーチ退団で米紙「本当に大きな損失」
ロサンゼルス・ドジャースの躍進を支えたクレイトン・マッカロー一塁コーチが同球団を退団し、マイアミ・マーリンズの新監督に就任した。同氏の退団は、ドジャースに所属する大谷翔平選手にとって悪いニュースであると、米紙『スポーツ・イラストレイテッド』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は今季、レギュラーシーズンで史上初の50-50を達成し、最終的に54本塁打59盗塁を記録した。昨季終盤に右肘靱帯の手術を行ったことで打者に専念することになった大谷は、打撃だけで無く何度も盗塁を成功させることでチームに貢献している。そして、陰で支えていたのがマッカロー氏で、同メディアによると「マッカローはチームの盗塁戦略の多くを担っていた。マッカローは7億ドルの男とともに相手投手のスカウトレポートを検討し、大谷がキャリア最多の59盗塁を達成するのを手助けした」という。 マッカロー氏がドジャースを去ることにより生じる問題について、同メディアは「2025年のドジャースの盗塁効率、特に大谷の盗塁効率に影響を与える可能性がある」と指摘。続けて「来シーズンは投手としてもプレーするため、大谷は盗塁にそれほど積極的ではないだろう。とはいえ、2024年のようなシーズンが二度と来ないことは明らかだ。このシーズンは、対戦相手の投手の盗塁阻止傾向についてマッカローと話し合ったおかげもあって、大谷が50-50を達成したシーズンとなった」との見解を示し、マッカロー氏の退団は「ドジャースにとって本当に大きな損失」と報じている。
ベースボールチャンネル編集部