ブライトンの19歳アルゼンチン代表DFバルコ、セビージャへ買い取りOPなしのレンタル移籍が決定
セビージャは23日、ブライトンからアルゼンチン代表DFバレンティン・バルコを買い取りオプションなしのレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「19」に決まっている。 【画像】バルコの背番号は「19」に決定 バルコは2004年7月23日生まれの現在20歳。母国の名門であるボカ・ジュニオルスの育成組織出身で、2021年7月にトップチームデビューを飾った。左サイドバックとしてアルゼンチン国内で徐々に存在感を示すと、2024年1月にはブライトンへ完全移籍加入。欧州上陸を果たした。加入1年目となった2023-24シーズンは、シーズン途中の加入ということもあって、プレミアリーグ6試合とFAカップ1試合のみの出場で終了。シーズン終盤戦に出場機会を増やしたものの、定位置奪取とはならなかった。 また、各年代別のアルゼンチン代表にも招集されており、昨年5月には母国で開催されたFIFAU-20ワールドカップに出場。その後はパリオリンピック2024を目指す南米予選のメンバーにも選出されただけでなく、今年3月にはA代表デビューも飾っていた。 今シーズン、ブライトンは17日に行われたプレミアリーグ開幕戦のエヴァートン戦にて、日本代表MF三笘薫の活躍もあり3-0と快勝。バルコは同試合にベンチ入りしていたものの、出番は得られず、今シーズンはスペインの地へ“武者修行”へ出る決断を下した。 バルコの新天地となるセビージャは昨季、合計3名の監督が指揮を執る混沌のシーズンを過ごし、最終的にはラ・リーガを14位でフィニッシュ。2シーズン連続で2桁順位に沈んでいた。今夏の移籍市場では、アトレティコ・マドリードから元スペイン代表FMサウール・ニゲスをレンタル移籍で、アーセナルからベルギー人MFアルベール・サンビ・ロコンガをレンタル移籍で迎え入れたほか、レスターを退団したナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョを完全移籍で獲得。バルコは今夏8人目の新戦力としてチームに加入した。
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