山車22台、豪快に駆け巡る 大阪・岸和田だんじり祭が開催
大阪府岸和田市の伝統行事「岸和田だんじり祭」が岸和田・春木両地区で14日始まった。威勢良く張り上げたかけ声とともに太鼓や笛の音が響き、岸和田地区では22台のだんじり(山車)が城下町を豪快に駆け巡った。15日まで。 南海電鉄岸和田駅前には重さ約4トン、高さ約4メートルのだんじりが次々と登場。はっぴを着た「大工方」がうちわを手に屋根で舞い、勢いをつけたまま街角を直角に曲がる「やりまわし」が披露され、観客からは歓声が上がった。 駅前の商店街には、だんじりを間近で見ようと多くの人が集まった。 だんじり祭は五穀豊穣を願い、約300年前の江戸時代に始まったとされる。