人間ドックと観光、一緒にいかが? 遠鉄観光開発と聖隷福祉事業団 宿泊新プラン
遠鉄観光開発(浜松市中央区)と聖隷福祉事業団(同)は11日、ホテルウェルシーズン浜名湖(同区舘山寺町)の宿泊と聖隷施設での人間ドック、舘山寺エリア周辺での観光・体験を組み合わせた宿泊プランを売り出す。宿泊と人間ドックに加え、観光資源を盛り込んだプランは全国でも珍しいという。 人間ドックは聖隷健康診断センター(同区)、聖隷予防検診センター(同)のいずれかで受けられる。浜名湖畔の同ホテルでは、温泉や地元で収穫した野菜を使った料理などを楽しむことができる。周辺でのアクティビティは舘山寺での写経、座禅の各体験や浜名湖遊覧クルーズなどを用意した。年間で30組の販売を目標としている。 約200の企業・団体が参画する官民連携プラットフォーム「浜松ウエルネス推進協議会」に加盟する両者が連携した取り組み。同事業団の井上英樹事業管理部長は「人間ドックは堅苦しいイメージがあるが、連携によって癒やしの場や空間を合わせて提供することがかなう」と話した。遠鉄観光開発の浅井直行常務取締役営業本部長は「温泉に漬かり体を休めるのも健康につながる。観光コンテンツとともに楽しんでもらいたい」と期待した。
静岡新聞社