天海祐希“玲子”に必死に懇願する木村拓哉“狩山”

木村拓哉が主演を務めるドラマ「Believe－君にかける橋－」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第4話が5月16日に放送。緊迫な展開のなか、木村演じる狩山が妻の玲子(天海祐希)があきれるほど“橋バカ”なエピソードや、一ノ瀬颯演じる部下・南雲との回想シーンが「ほっこりする」「泣ける」と反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます) 【動画】木村拓哉“狩山”が逃走するなか、天海祐希“玲子”が倒れる ■希望と再生のヒューマンエンターテインメント「Believe－君にかける橋－」 本作は、脚本家の井上由美子や監督の常廣丈太ら、木村主演ドラマ「BG～身辺警護人～」(2018年、2020年)チームが再集結して制作するテレビ朝日開局65周年記念作品。橋づくりに情熱を燃やす設計者が、わけあって刑務所に収容されてしまい、希望と再生の道を模索していくサスペンスかつヒューマンエンターテインメント。 木村が主人公の大手ゼネコン「帝和建設」土木設計部部長の狩山陸を、天海が狩山の妻で看護師の玲子を、一ノ瀬が狩山の部下・南雲大樹を演じ、竹内涼真、山本舞香、北大路欣也、上川隆也、斎藤工、小日向文世らが出演。MAN WITH A MISSIONの「I'll be there」が主題歌となっている。 ■天海祐希“玲子”、“橋バカ”の木村拓哉“狩山”にあきれながらも幸せそう 狩山(木村)と再会した玲子は、「1日だけ待ってくれ」という狩山の願いを聞き、狩山を逃走させる。黒木(竹内)ら刑事に狩山に会ったいきさつを聞かれ、玲子は「話したくない」を繰り返す。しかし狩山のことを“建築士”と“設計者”の違いを妻に指摘したり、旅行しても自分が見たい工法の橋ばかり見ていた“橋バカ”であることは話した。天職を見つけて幸せな人だと思っていたと語る玲子は、あきれながらも幸せそうに感じる。 橋に夢中な狩山のことを話す玲子に、「橋のことになると少年みたいにキラキラするところにキュンとしちゃったんだろうな。でも結婚してみたらポンコツでちょっと残念な年下夫」「全て的を射ていてぐうの音も出ない陸さんの橋バカ加減に呆れつつも、それでもお互いにどちらの嘘もわかってる。わかり合ってる。信じ合ってる」などの声があがり、姉さん女房として“橋バカ”な狩山にあきれながらも夫婦を続けてきた2人の強い絆を感じる。 ■一ノ瀬颯“南雲”、木村拓哉“狩山”との“橋屋”エピソードに感涙 狩山に事故の証拠を持ってくるように頼まれた南雲(一ノ瀬)は、一度は断ったが一緒に仕事していた龍神大橋建設について思い出す。深夜の仕事中、寝ていた南雲が「落ちてました」というと、狩山が「君、何屋」と問う。橋屋として「落ちる」という縁起が悪いことを言わないようにいうエピソードや2人でグータッチするシーン、そして狩山に証拠を渡されたときを思い出す南雲が、決意を新たにするシーンは感涙だ。 視聴者も「橋屋として『落ちた』は禁句。『寝ちゃってました』が正解。縁起だとか、ちょっとしたこだわり。このオタク感が好き」「縁起が悪いからと言われて寝てましたと言い直すの唯一ほっこりシーンだった」「狩山部長との回想シーン泣けた」「狩山と南雲が一緒に働いてる回想良すぎた」「しごできヒーローキムタクと南雲のシーンもすごくよかったな」などの声があがり反響を呼んでいる。 ◆文＝ザテレビジョンドラマ部