夏の繁華街に一大イベントで…治安を守る職質のスペシャリスト「自動車警ら隊」新人隊員に密着
職質の第一線で活躍した父のように
(2014年) 父・真左記さん 「自転車止まってくれる?悪いけどちょっと停まってね」 濵田隊員の父・真左記さんです。 濵田さん: 「警察官という大変な仕事だったと思うがしっかり職務を全うしたというところは尊敬できるかなと」
およそ40年間、警察官人生の大半を地域課員として歩んだ真左記さん。当時、年間100件もの刑法犯を検挙し、県警本部長表彰を受けたほか、愛媛県警に初めて作られた職務質問指導係の技能指導官に抜擢されるなど職質の第一線で活躍しました。
そんな真左記さんのモットーは… 「こんにちは。きょうは何を買いに来たのですか?おいしいもの?」 ‟笑顔”です。 濵田さん: 「(父と)同じように県民の方に親しみを持ってもらえるようになったらいいなと」
華金の繁華街。多くの人で賑わう中、路上には大量の自転車やバイクが―。 渡部さん: 「きょうチャリめちゃめちゃ多いですね、ヤバいですねこれ、ぎっしり。自由に停めるなみんな」 (午後11時) 徐々に酔客も増え、犯罪が増える時間帯になってきました。 井上さん: 「あ!ちょっと待ってもらっていいですか」 渡部さん: 「なんでこれ割りばしたっとるん?割りばしってパケ(薬物の小袋)を最後ライターであぶって閉じるときに使うらしい。要注意で」 駐車している怪しい車を発見。しかし、運転手不在のため職質をかけることはできませんでした。
三瀬さん: 「愛媛442から愛媛本部。愛媛本部です、どうぞ。現場直近のため先行臨場します」 店舗内で盗撮事案発生の通報が。
現着からおよそ40分。店舗内で女性をカメラで盗撮した疑いで中年の男を任意同行。男をパトカーに乗せ、警察署に連れていきます。
無線: 「本部から愛媛442」 濱田さん: 「うちが呼ばれました。愛媛442です、どうぞ」 近くで「バイクのヘルメットに液体のようなものを入れられた」との110番通報が。 器物損壊事件発生か。すぐに被害者と接触し、濵田隊員も現場で状況を確認します。