「証拠はない」「シロなら続けろ」松本人志の性的スキャンダルに“意見割れる”吉本芸人たち
《本件に関する個別質問は受け付けておらず、一律お断りさせていただいています》 吉本興業は『ダウンタウン』・松本人志の性加害疑惑、および女性スキャンダルについて個別に回答しないというスタンスを示している。 【ヤバイ…写真あり】コンドームを探して、後輩芸人と中洲(福岡市)の夜の街を徘徊する松本人志 松本自身もワイドナショーに出演するとXで言ったきり一切発信しなくなったが、『週刊文春』の報道だけは第3弾まで進んでいる。 「後輩芸人らが松本さんに気に入られようと、女性らを集めていたことは間違いなさそうです。たむらけんじさんや博多大吉さんも認めている。ただ性的な目的のコンパだったのか、性加害があったのかは分からない。 火消しできるような状況ではなく、次々と証言する女性が登場しているので、松本さんも個別に“これはこうだった”などいちいち説明できないレベルになってきた。解決できないのであればスポンサーは集まらず、テレビ業界に戻ってくることは非常に難しいでしょう」(テレビ局関係者) 混迷を極めるなか、同じ吉本の芸人らの間では見解が分かれている。 元R-1グランプリ王者の三浦マイルドはXで 《性加害をする様な人間に笑いは作れない。これほんまなんよ。説明難しいんやけど肌で。芸人で松本さんが性加害やったて思ってる人間は一人もいないと思う》 《俺は証言は信じん 性加害の証拠出ん限りは》 と週刊文春に登場する女性らの証言は信用しないとつづった。 一方、西川のりおは18日の『ますだおかだ増田のラジオハンター』(ABCラジオ)にゲスト出演した際 「僕も吉本いて53年、たちますけど、会社の初動ミスでしょう」 として、当初事実無根と発表したことがミスだとバッサリ。 「とりあえず調べてみます。本人にも事情を聞いてみます」 とするべきだったと話した。さらに 「ほんとに自分に何もなかったら、休業することない。やましくないんやったら、活動休止とかせんでええわけで」 「スポンサー降りても、自分がシロやったら続けたらええんですよ」 と、松本の行動にも疑問を投げかけた。 20日放送の読売テレビ『今田耕司のネタバレMTG』に出演した今田耕司は、 「後輩から直接『どうなっているんですか?』って聞けないですし。情報が……」 と、親しい後輩である今田は松本と騒動については話していないとしたうえで、 「(『ロンドンブーツ1号2号』の田村)淳も言っていたんですけど、Xでやっぱり話されたことが……事実無根なので、飲み会すらまったくなかったことから、飲み会はあったんやとか。 そこに参加した人たちが、それぞれの母体で自分の意見をそれぞれ言っていて、その話も違うので、なんかどれを見て、どれで考えたらええんかなって分からない状態ですね」 と、困惑を隠せない様子だ。 「文春は吉本の幹部が若手芸人に“昨日どうだった? ええタレ見つかった?”と聞いていたという証言も掲載しています。もしこれが事実であれば、吉本の社員は松本さんへの“女性上納システム”を知っていたことになる。 今や芸人のプロダクションというだけでなく、政府や自治体、世界中の都市で仕事をする吉本のコンプライアンス意識が問われることになるでしょう。とにかく、芸人たちの間でも動揺が広がっているのは間違いないですね」(ワイドショー関係者) 批判の声が多いなか、“カリスマ・松本人志を信じる”という層も一定数いる。果たしてこの騒動の終着点は、どこにあるのだろうか――。
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