マッツ・ミケルセン、ベネディクト・カンバーバッチとの再会喜ぶ 「今回は戦ってません」
マッツ・ミケルセンによるデンマーク語のレクチャーも
『スター・ウォーズ』、『ファンタスティック・ビースト』、『007』、『インディー・ジョーンズ』、マーベル・シネマティック・ユニバースと、数多くのフランチャイズ作品に出演しているミケルセン。「次はどんなフランチャイズに出たいか?」という質問には、「最近よく言っているのですが、ゾンビ映画に出てみたいです。フランチャイズと言えるかはわかりませんが」と答え、次に控えている作品として、『ハンニバル』でタッグを組んだブライアン・フラー監督の『Dust Bunny(原題)』の名前を挙げた。 杉山は、ミケルセンが参加した2017年の東京コミコンで、“アメコミ映画でやってみたい役”として「歳を取ったスパイダーマン」と答えていたのが印象的だったというエピソードに触れながら、「いまアメコミ映画でやってみたい役や演じてみたいキャラクターは?」と質問をする。するとミケルセンは、「特定のキャラクターはなくて、オファーを受けたものを一生懸命やるということ」と回答。一方で、「ジャンルとして出演していない作品はあって、それはリアルホラーとゾンビ映画、カンフー映画もそうですね。なので、この3つのジャンルについては、あまり歳を取りすぎないうちにやってみたいと思います」とジャンル映画への意欲を見せた。 終盤には、デンマーク語で「大好き」をどう言うか教えてほしいというリクエストに対して、ミケルセンがレクチャーをする一幕も。杉山からは、ミケルセンからの厚意によって、12月9日と10日分のサイン会・撮影会チケットの追加発売が決定したこともアナウンスされた。 最後にミケルセンは、「これだけたくさんの方に来ていただき、本当に嬉しいです。私たちが作っている作品を日本の皆さんにどれだけ愛していただけているかを強く感じています」と感謝の言葉を口にしながら、「一方で、本当にたくさんの方がいらっしゃるので、サインや写真撮影が一瞬で終わってしまいます。ですが、あっという間に終わってしまうのは、なるべくたくさんの人にサインをしたり、一緒に撮影をしたいからなんです。他の参加者の方に代わって申し上げたいんですが、非常に時間が短いということについては申し訳ありませんがご了承いただければと思います。ぜひエンジョイしてください」とメッセージを送った。そして、再び投げキッスや指ハートをしながら会場を後にした。
宮川翔