「能町フェス」なんてどう? みね子さんら招き「ショッピン・イン・アオモリ」出版記念トーク
東奥日報の連載「ショッピン・イン・アオモリ」の書籍出版を記念し、青森市の東奥日報新町ビル3階New’sホールで10日、著者の能町みね子さんらを招いたトークイベントが行われた。連載を始めた経緯や本に登場する商品などを話題に、会場に詰めかけたファンらと盛り上がった。 イベントは同市の成田本店が主催。事前に同店で書籍を購入し整理券を受け取った県内外のファンら約100人が来場した。同本店みなと高台店の櫻井美怜さんを進行役に、途中参加した青森放送のラジオパーソナリティー夏目浩光さんと能町さんがトーク。本に登場するお店のエピソードや裏話を披露した。 連載のきっかけについて夏目さんが「そんなに青森に買いたいものがあったんですか」と質問したのに対し、「たまたま青森に来たとき知人が立ち上げた服のブランドを扱っている店があって、買い物をしたらとてもいいお店だった」と能町さん。「青森に買い物に行くイメージはあまりないと思い、『もっと青森で買い物しようぜ』という気持ちで始めた」と明かした。 能町さんが「服に限らず青森にはいいお店がある」と述べ、夏目さんが「本で取り上げた商品を一堂に集めて買い物できる『能町フェス』をやってはどうか」と提唱すると、会場から賛意を示す大きな拍手が湧き盛り上がった。 「ショッピン-」は定価1980円。県内主要書店やインターネット書店で発売中。