山陰地方は9月最終日の30日も汗ばむ暑さとなった所が多くなり、島根県の津和野や川本などで真夏日となりました。本格的な秋の訪れが待ち遠しい中、秋らしい景色をご覧ください。 小さくてかわいらしい白い花…。ソバの花。畑一面に咲いているのは、そばの栽培が盛んな鳥取市鹿野町です。特産のそばで街おこしに取り組んでいて43軒の農家が栽培しています。 30日の最高気温は、鳥取で29.9℃、松江で27.8℃など30℃を下回りましたが、津和野と川本、出雲で30℃を超え真夏日になり、依然として残暑が厳しくなりました。 それでも白いじゅうたんのように咲き揃ったソバ畑の風景が、歩みは遅いながらも山里に秋の訪れを告げています。地元では11月の新そばのシーズンに期待を膨らませています。 ただ10月は真夏日の暑さの中で、スタートしそうです。1日は高気圧の圏内で晴れて南寄りの風が入るため、季節外れの陽気となるでしょう。 一方で2日以降は、前線と台風の影響で天気が崩れ、数日は雨が降る見込みです。