「王様のブランチみたい」有働由美子の冠“報道番組”スタートも“期待外れ”の声続出…前番組から一転、強すぎるエンタメ色
10月6日、フリーアナウンサーの有働由美子がメインキャスターを務める、テレビ朝日系の『有働Times(以下、有働タイムズ)』がスタートした。 【画像あり】2024年4月、有働由美子の“激変”姿 同番組は、2017年4月から2024年まで放送された『サンデーステーション』の後継番組で、番組ホームページなどでは《創造的なニュース・情報番組》と紹介されている。これまで“キャスター”という名称もあり、報道番組と認識されていたが……。 「番組コンセプトは『日曜のよる、視聴者をもてなす』で、日曜日の夜9時に放送されます。 従来の報道番組やワイドショーと一線を画すことを掲げているように、初回は、政治やスポーツ、流行の楽曲、有働さんが“ナスD”ことテレビ朝日の友寄隆英ディレクターとアメリカのグランドサークルを一周する旅企画など、多岐にわたる内容でした。 天気予報コーナーでは、俳優で気象予報士の片岡信和さんがピアノの弾き語りで天気予報を始め、インターネット上でも話題になっています」(芸能記者) 新しいスタイルを目指す『有働タイムズ』に期待する視聴者も多い。ただ、Xでは番組内容に困惑する人の声も多く見受けられた。 《王様のブランチみたいだな》 《有働タイムズ初回観てたけど離脱した。政治からエンタメにナスDとか詰め込みすぎなんだよな。サンステは落ち着いてて毎週観てたけど来週から観ないわ》 《有働タイムズは、ニュース番組としては面白くないな。サンステのほうがよかった》 《米国グランドサークルのロケがすべてだった。そこに時間を割き過ぎて、報道番組というより情報番組色が強かった》 高島彩が司会を務めていた『サンデーステーション』と打って変わった“エンタメ路線”に期待外れの思いを抱いたのだろう。前出の芸能記者がこう話す。 「『有働タイムズ』は話題の映画やヒット曲ランキングなどのコーナーもあり、夜の報道番組というよりは、昼の情報番組の要素が強いです。 一方、『サンデーステーション』は政治や国際情勢、社会問題などを扱う、オーソドックスな報道番組でした。他局でドラマやバラエティ番組が放送される日曜日の同時間帯にニュースを見たい視聴者も多く、そうした層から支持されていました。 その点、エンタメ要素の強い『有働タイムズ』は“強み”を失ってしまったとも言えるかもしれません」 有働は2024年3月、2022年からメインキャスターを務めていた報道番組『news zero』(日本テレビ系)を卒業。つまり、テレ朝としては“引き抜き”のような形で始めた肝いりの番組だった。 「事前の番組情報などでは、有働さんのキャスターとしての実績を強調するような内容が多く伝えられていました。『news zero』時代からの流れで、『有働タイムズ』を観ようという視聴者も多かったはず。そういった人々に“物足りない”と思われては、7年間で定着した視聴者が離れる恐れもあります」(同前) 一刻も早く“視聴者をもてなす”番組にしなければ──。