国天然記念物マガン飛び立つ様子を見学 加賀・鴨池観察館
加賀市鴨池観察館の「ガンの飛び立ちを見よう」は29日、同館で行われ、参加者が薄暗いうちから双眼鏡や望遠鏡を手に、国天然記念物の渡り鳥マガンが飛び立つ様子を観察した。 マガンは9月末ごろにロシア極東部から飛来し、3月ごろまで片野鴨池で越冬する。職員が特徴などを説明した。この日は午前7時ごろ、約60羽が市内や福井県の坂井平野の田んぼに餌を求めて飛び立った。 羽を休めるコハクチョウや、ねぐらに戻ってくる国天然記念物のヒシクイなども見られた。1月5、12、19日も行われる。