熊本市が計画する市民病院までの市電の延伸について、市議会の五つの会派すべてが賛成する考えを示しました。 【写真を見る】熊本市電「健軍町ー市民病院」の延伸案　市議会の全会派が賛成　10月に市民説明会へ 【賛成の意向示した5会派】 ▽自民熊本▽熊本自民▽市民連合▽公明▽共産 熊本市は、健軍町電停から市民病院まで市電を約1.5キロ延伸し、第二高校付近など4か所での電停設置や一部区間の単線化の計画を示しています。 この計画について、12日（木）の特別委員会では五つの会派すべてがおおむね賛成する意向を表明しました。 ただ、延伸で利用者が増えることで乗客の積み残しがさらに増える懸念もあり、市は運転士の確保や車両の新規導入などで混雑を減らしたい考えです。 一方、委員からは市民への説明不足を指摘する意見もあり、市は10月に市民説明会を開く予定です。市民説明会は整備事業について行うもので、東区と中央区で計4回予定しています。 ※説明会の日程は以下の通りです ▽健軍文化ホール（東区若葉3丁目5の11） ・10月5日（土）午前10時 ・10月9日（水）午後7時 ▽市民会館シアーズホーム夢ホール（中央区桜町1の3） ・10月13日（日）午前10時 ・10月15日（火）午後7時 いずれも予約は不要です。