大谷翔平、米番組で花巻東高の後輩に手を振り応援を感謝! 「1回目の手術より、いい感じのフィーリング」来年開幕から“二刀流”完全復活へ
ワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、試合後に『MLB Network』の番組に出演し、さまざまな質問に答えた。 【動画】シャンパンを浴びながらWS優勝トロフィーを掲げる大谷翔平 司会者から「前に一番の思い出はWBC優勝と言っていましたが、ワールドシリーズチャンピオンはそれ以上?」と聞かれた大谷は、「また違う喜びというか。本当に同じくらい、長いシーズンを戦ってきたチームメイト、ファンの人たちとつかみ取ったこのタイトルは、また特別なものがあると思います」と返答した。 ボストン・レッドソックスなどで活躍した元投手のペドロ・マルティネスから負傷した肩の具合を聞かれると、「肩に関しては、これから再検査しないといけなくて。まぁ大丈夫なことを祈ってます。もう痛み止めを打たなくていいのは、ちょっとホッとしています」と温和な表情で語った。 さらに「登板できるまで、あとどのくらい?」と聞かれると、「来年の開幕を目指していますし、1回目の(右肘の)手術よりも、いい感じのフィーリングを得ているので、来年に合わせたいと思っています」と、来年開幕からの二刀流完全復活を示唆した。 2018年にロサンゼルス・エンジェルスでチームメイトだったクリス・ヤングからは、「私はショウヘイと一緒にエンジェルスでポストシーズンを経験できなかったけど、今回、あなたはドジャースでポストシーズンに進んでワールドシリーズで優勝した。いま、いろんな夢がかなった瞬間?」という言葉が投げかけられた。 大谷は、「エンジェルスのスタッフもチームメイトも素晴らしかったし、(ヤングの両肩に手を乗せながら)もちろん彼も素晴らしかったんですけど、本当に移籍1年目からこういう風な形でタイトルをとらせてもらって感謝しています」と喜んだ。 続けてヤングから「子どもの頃に書いた夢のリストがあったと思うけど、そこにワールドシリーズ優勝って書かれていた?」と聞かれると、「ありましたね。もっと早くする予定だったんですけど、残念ながら長くかかってしまいました。もちろん、こういう瞬間をもっともっと、来年以降もシャンパンファイトをしたいですし、また一から頑張りたと思います」と、さらなるタイトル獲得に意欲を燃やした。 また、マリナーズ、エンジェルスなどでプレーしたハロルド・レイノルズから、「肩のことだけど、どのような準備をしてプレーできるようになった?」と投げかけられた大谷は、「ゲーム中はどれだけ痛みを我慢できるか、それに尽きるというか。(ベンチの)裏に行って温めて、ストレッチして、またプレーして、みたいな感じだった。だから残念なのは、あまり試合を見られなかったのが心残り」と明かしている。 最後に司会者が出身高校名を質問すると、大谷が「花巻東高校です」と回答。そのタイミングで岩手から大谷に声援を送っていた同校生徒が画面に映し出され、大谷は後輩たちに向かって笑顔で手を振り、感謝の気持ちを表わした。 構成●THE DIGEST編集部
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