読者が怪談の謎に挑むウェブ連載ホラー『つねにすでに』100万PVを突破、リアルタイムで更新される多くの謎や考察要素がホラーファンを魅了。6月14日にシーズン3が公開予定
6月12日、公開された情報や手がかりをもとにユーザーが「怪談」の謎解きに挑むコンテンツ『つねにすでに』の累計PV数が100万を突破した。 『つねにすでに』画像・動画ギャラリー 本作は、複数のシーズンにわたってそれぞれ独立した怪談や謎が公開されているタイトルだ。SNSやDiscord、ウェブ上にて多くのホラーファンが謎に挑み、「単体でも怖いし、積み重なっていく怖さがある」、「大掛かりな仕組みが面白い」、「リアルタイムで追う面白さがある」、「私も一部になれてとても嬉しい」といったコメントが寄せられた。これまでシーズン1と2が公開され、近日中にシーズン3が公開される予定となっている。 シーズン1では、最初に「Archive / ゆっくり怪談」と題された「ゆっくりボイス」の怪談作品が投稿。5月6日に投稿された7つ目の怪談「Guru / グル」では、10桁のキーワードのみが表示された。この謎は、コンビニのプリンターで印刷して読み解くという形式が話題を読んだ。 シーズン2では、『つねにすでに』にまつわる騒動を解説する動画も公開され、以降も音声、ホラー番組風の映像、ドキュメンタリー風の映像、位置情報ゲームをモチーフにした怪談など、さまざまなものが投稿されている。 5月24日に投稿された映像「Maze / 迷路の家」では、番組に寄せられた心霊DVDに隠された謎について元心霊DVDスタッフである横田さん(仮名)が解説する姿が確認できる。少し荒めな画質や、観客の驚きの声など、古きホラー番組のテイストをふんだんに取り込んでいる。 シーズン2では、ユーザー同士のコミュニケーションが可能なサービスDiscord(ディスコード)を舞台にした怪談「Kidnappers / 育ての親」が公開された。専用のチャンネルに入室することで、「回答者」と名乗るAIボットとチャットが可能となっている。AIボットは24時間体制で読者に対し質問などに応答し、合計で6000回以上の回答が行われていたという。 そして、6月14日(金)19時にシーズン3の最初のエピソードとなる「Q」が公開される予定だ。これまでの作品を通して、「ハルシネーション(Hallucination)」というキーワードが浮上した。昨今ではAIが生成するもっともらしい嘘を指す言葉として使われているようだ。 『つねにすでに』のシーズン3は、6月14日(金)19時に公式サイトにこて公開される予定だ。これまでの怪談も公式サイトにて確認できるので、本作が気になった方はぜひ参照してみてほしい。 余談だが、上記の風景画像は本記事のプレスリリースに添付されていたものだが、用途は一切不明となっている。こわい。 ■ウェブ連載ホラー『つねにすでに』公開後累計100万PVを突破!真相に迫るシーズン3が6/14より開始 株式会社闇と、人気ホラー作家の梨が手掛けるフェイクドキュメンタリースタイルのホラーアンソロジー『つねにすでに』()が、公開後わずか1ヶ月半で累計100万PVを突破したことをお知らせいたします。 また、6月14日よりシーズン3が開始することを発表いたします。 『つねにすでに』は多様なメディアを活用し、またAIやインタラクティブなギミックを駆使したホラー連載作品となっています。その先進的なコンセプトが多くのホラーファンにも支持されており、公式Discordメンバーも5000人を突破しています。 『つねにすでに』は現在16作品が公開されています。 それぞれ独立した怪談となっていますが、作品をまたいで登場するモチーフや逸話があり、物語全体を通して、より深く考察して楽しんでいただける構成にもなっています。 作品のタイトルはアルファベット順となっており、シーズン1ではA~Hにあたる物語が、シーズン2ではI~Pにあたる物語が公開されました。 ここで簡単にシーズンを振り返ってみましょう。 シーズン1の振り返り まず初めに「Archive / ゆっくり怪談」と題された「ゆっくりボイス」の怪談作品が投稿されました。怪談テキストと共にゆっくりボイスによる朗読音声も公開されており、より作品に没入できる仕様となっています。 以降もブログのキャプチャで構成された怪談、Discordでのやり取りのみで構成された怪談、画像だけの怪談、実験レポート風の怪談など、さまざまな媒体やギミックを駆使した怪談が展開されました。 中でも10桁のキーワードのみが表示された「Guru / グル」という怪談はコンビニのプリンターで印刷して読むという形式で展開され話題を呼びました。 そしてシーズン1の終わりに、今まで掲載されたすべての怪談が削除されました。 シーズン2の振り返り 「Information / 補足情報」と題された解説動画が投稿されました。怪談解説キャラクターの2人が今までの『つねにすでに』にまつわる騒動を解説する内容となっています。 同時に、シーズン1で削除された怪談すべてが閲覧できるようになりましたが、その全ての怪談に修正や加筆、変更の跡がありました。 これ以降も、音声作品、過去のホラー番組風、記録映像風、ファウンド・フッテージ風、位置情報ゲームをモチーフにしたものなど、さまざまな形式の作品が投稿されました。 シーズン2の特筆すべき作品として「Kidnappers / 育ての親」があります。 これはDiscordを舞台にした怪談ですが、Discordのあるチャンネルに入室することで物語に登場する「回答者」と名乗るAIボットと実際にチャットすることができました。そこでは24時間で読者に対し6,000回以上のAIボットによる回答が行われました。 またDiscord内でのやり取りが別の怪談に取り上げられるなど、フィクションが現実に侵食するような試みが多数行われています。 シーズン3について これまでの作品を通して「ハルシネーション」というキーワードが浮かび上がってきました。ハルシネーション(Hallucination)とは元々「幻覚」という意味です。ですが昨今では生成AIが生成する「もっともらしい嘘」のことを指す言葉として使われます。 このシーズンを通じて『つねにすでに』が制作された目的が、徐々に明かされていくかもしれません。2024年6月14日(金)19時にシーズン3の最初のエピソード「Q」にあたる怪談が公開されます。 ぜひ一緒にこの物語の結末を見届けてください。 制作者コメント 梨 / 作家 「つねにすでに」は新たな形でのネットロア体験であり、同時に「あの頃のお祭り」を再興する試みでもあります。まったく新しく、そしてどこか懐かしい手触りを、高純度の恐怖とともにお楽しみいただければ幸いです。 株式会社闇 頓花聖太郎 / プロデューサー 『その怪文書を読みましたか』でタッグを組ませてもらった梨さん。彼の脳内で緻密に設計される物語にすっかり魅了されています。彼の物語世界を現代のインターネットフィールドまで拡張したら、一体どんな物語が描かれるのだろう、そんな思考実験のようなプロジェクトが『つねにすでに』です。十年以上前に存在したインターネットホラー群によってホラー作家 梨が育まれたように、この作品を通じて十年後、また別の梨が生まれるといいなと思っています。 読者の反応 SNSでは多くのホラーファンが考察を楽しみ、感想を共有しています。 「単体でも怖いし、積み重なっていく怖さがある」 「大掛かりな仕組みが面白い」 「リアルタイムで追う面白さがある」 「私も一部になれてとても嬉しい」などなど数多くの感想をいただいています。 特にDiscordでは日々活発な考察や議論が繰り広げられています。 梨とは 作家。ネット上で数多くの怪談を執筆。 2021年の「瘤談」が大きな話題となる。 2022年に初の書籍『かわいそ笑』(イースト・プレス)を発表。 景山五月のマンガ『コワい話は≠くだけで。』の原作、BSテレ東の特別番組『テレビ放送開始69年 このテープもってないですか?』の構成、イベント『その怪文書を読みましたか(株式会社闇)』『祓除(テレビ東京)』の制作など、各分野で活躍中。 𝕏アカウント 株式会社闇とは ホラー×テクノロジー「ホラテク」で、新しい恐怖体験をつくりだすホラーカンパニー。これまでにお化け屋敷をはじめ、数々のテーマパークや観覧⾞、映画館、商店街、ラブホテルでのホラーイベントを企画・プロデュースする。 企画・プロデュースした作品は多くのYouTuberに実況され、その累計再⽣数は5,000万回に及ぶ。また、VRを使ったオリジナル作品『怨霊の⾦縛り屋敷』『学校の怖い話VR』は全国15箇所以上で開催し、50,000⼈以上が体験。 公式サイト 『つねにすでに』について ・タイトル:つねにすでに ・URL: ・制作:梨 / 闇 ・𝕏アカウント: ・Youtubeアカウント: ・公式Discord: この物語はフィクションです。
電ファミニコゲーマー:TsushimaHiro
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