大阪・岸和田市長の不信任決議案、賛成多数で可決…不倫巡り訴えられ解決金500万円で和解
大阪府岸和田市の市議会(定数24)は20日、女性から性的関係を巡る訴訟を起こされ、和解した永野耕平市長(46)に対する不信任決議案を賛成多数で可決した。永野氏は21日から10日以内(30日まで)に市議会を解散しなければ、31日に自動失職する。 【写真】「極めて不適切で反省している」頭を下げる永野市長
市選挙管理委員会によると、永野氏が議会を解散した場合、市議選は来年1月下旬~2月上旬に実施される。失職した場合、市長選は2月の実施となる見通し。
永野氏は性的関係を巡って女性から提訴され、11月に永野氏が解決金500万円を支払うことで和解した。
永野氏は当初、「裁判の内容は話せない」としていたが、今月6日の記者会見で不倫を認めて謝罪した。
しかし、議会側は説明責任を果たしていないなどとして、全会派一致で永野氏に議会への出席見合わせを申し入れ、議会は市長不在の状態が続いていた。