地元食材で唐揚げ丼作り 三沢高定時制の生徒、給食に提供
青森県立三沢高校(千葉努校長)定時制の生徒が地元の食材を使ったご当地グルメ作りに取り組んでいる。初回の10月30日は2年次の生徒16人が航空自衛隊の隊員食堂で振る舞われている「三沢基地空自空(から)上(あ)げ」をイメージした唐揚げ丼を作り、職員や1、3年次の生徒に給食として提供した。 三沢市が実施している「市協働のまちづくり市民提案事業」の一環で、生徒に地域への理解を深め、魅力を実感してもらおうと実施された。 生徒は十和田NPO子どもセンター・ハピたのの中沢洋子代表理事と越沢和可子さんに調理の過程を教わり、主に十和田市産の食材を使った唐揚げ丼作りを実践。鶏肉を揚げる時間や盛り付けを意識しながら、丁寧に調理し、65食分を作り上げた。 中嶋香伍さん(17)は「揚げ物作りはやったことがなかったけど、思ったより難しくなかったし、上手にできたと思う。(他の生徒や職員に)おいしいと思ってもらえればうれしい」と話した。 生徒は11月中旬まで「バラ焼き丼」や「ハンバーグ丼」などの調理に取り組む。
デーリー東北新聞社