センバツ優勝捕手・箱山遥人(健大高崎)がU-18代表候補合宿参加! 「動きがすごい」チームメイトも絶賛!
4日から高校日本代表一次候補の合宿が奈良でスタートした。 健大高崎のセンバツ初優勝に大きく貢献したプロ注目捕手・箱山 遥人が頼もしいコメントを残した。 ◆【一覧】高校日本代表一次候補39人 打撃練習では木製バットを使い、多くの選手はバットが折れる怖さを感じていたが、箱山は「バットは折って成長するものだと思っています」ときっぱり。箱山は冬の間、木製バットでずっと練習をしてきた。 「折れることはありましたけど、しっかりと振る中で折れた場合、『この振り方では駄目だな』と気づくことができました。『折れることも自分の成長』だと思っています。でも1回折れてからは、なかなか折れていないですけど」 センバツ決勝の31日から中3日で合宿に参加。慌ただしいスケジュールだったため、フリー打撃も久しぶりだった。 「感覚的に難しいところはありました。タイミングはどのバットでも変わらないので、今日はタイミングを合わせることを意識してやりました。木製バットはヘッドが走りやすいので、捉えた時は飛びやすいです」 実際の打撃を見ると、最初に打席に入った時は捉えることに苦労している感じであったが、だんだん強い打球が増えてきた。 シートノックでは抜群の強肩と軽快なフットワークを披露。捕手としてノックに参加した石田 智能内野手(明豊)は「やはり動きが凄かったです」と脱帽の様子だった。 2日目は紅白戦が予定されている。 「初めて組む投手ばかり。難しい部分もあると思いますが、短い時間の中でどれだけ投手の良さを引き出せるのか。自分の観察力、コミュニケーション力が試された場だと思っています。その中で自分の力を見せていきたい」 紅白戦で捕手としてどのように投手の持ち味を引き出すのか注目だ。