東京女子6・9後楽園で未知なる挑戦者を迎え撃つ王者・荒井優希、ビビりまくる…【週刊プロレス】
東京女子6・9後楽園で初来日が決定したイギリス人のLAテイラー。その一発目で荒井優希の保持するインターナショナル・プリンセス王座に挑戦することになった。これにここ最近はSKE48で選抜復帰を果たし、試合数も少なくなっている王者はビビるばかりだ。そんな荒井に、今回の試練ともいえる防衛戦のことを聞いてみた。 今年1・4後楽園でマックス・ジ・インペイラーからベルトを奪取した
――6・9後楽園でIP王者として迎え撃つ挑戦者・LAテイラー選手のことは色々調べましたか? 荒井 そりゃ調べました。いっぱい出てきましたよ。 ――意外とデータ派なんですね。 荒井 もうビビっちゃって(笑)。ユニバースで試合見られなくて…だって1回も出てない選手と絡むのが初めてなので。 ――今回の後楽園が日本で初めての試合みたいですね。 荒井 怖い…。映像見たかんじだと、ホントに大きいんだなって。それも縦に大きくてスタイリッシュなかんじだったから。しかもめっちゃ動くし。顔に(ビッグ)ブーツが届くのかめっちゃ不安に思ってます。 ――身長6フィート(183cm)みたいですからね。 荒井 フィートって、その単位分かんない(笑)。私は何フィートですか? ――5.4フィートくらいです。 荒井 そう考えるとそんな違わないように感じるけど…違うんですよね? いまは167くらいだから…。 ――16cm高いってことですね。 荒井 こわーい…。赤井さんより大きいですもんね。あと海外の選手って身がギッシリ詰まってるイメージで、足を持つだけでも重いイメージなので。片足も持てなかったらどうしようってめっちゃ不安に思う…。ブーツ届かなかったらどうすればいいんですかね? ――別の蹴り方します…? 荒井 まずいまずい、ドロップキックしかない。 ――東京女子のファンから見ても、全然知らない外国人選手が急にきてベルトを奪っていくことはかなりショックなことだと思います。 荒井 ですよね。まだ3回目の防衛戦で、後輩(長野じゅりあ)とやって、先輩(上福ゆき)とやって。で、次は初めての外国人選手。ってなったら、今までと違うのはみんなが全然知らないってことだと思うので。でもその上で自分の色を出して、相手の色も出して勝ちたいっていうのが理想なんですけど。でもやっぱり怖いなって思う気持ちは強いです。あ、そういえばさっき違う取材受けたんですけど、キャリア4年目って言ってたんです。だから、あれ? あんまり変わんない?ってなってます。 ――実際は2019年デビューで、キャリア4年9カ月らしいです。 荒井 あれ? 私は2021年デビュー? じゃあ普通に先輩だった(笑)。同期かもって思って、いけるかもって思ってたけど(笑)。 ――100試合くらいやってるみたいで、そう考えると荒井選手とほぼ一緒みたいですね。 荒井 だけどめっちゃベルト持ってる写真見た。現在も2冠王なんですか? それはまずいですね。 ――シングルとタッグのベルトも持ってて、タッグの方は男女混合のベルトみたいですよ。 荒井 なんでそんなビビらせるんですか(笑)。知らなくていいことをどんどんと…怖いじゃないですか! ――得意技はパワーボムだそうです。 荒井 ナイトシェイドとおんなじ…? ――ナイトシェイドにも勝ってるらしいです。 荒井 えええええ…。それ統計上、私の負けじゃないですか。怖いんですけど。 ――バンバン投げられちゃいそうですね。 荒井 うわぁ…。でも、どうにかして小さくしてFinally決めたいと思います。フルネルソンとかも手が届くか分からないので…。 ――他にこの試合のために考えていることは何かあります? 荒井 特別なことは考えてないです。いつも通りで。 ――散々ビビッてきましたが、それなりの自信はあると。 荒井 いえいえ。どれだけいつも通りをするか、いつも通りにつなげるかってことを考えていますね。 ――あのベルトの防衛戦を海外でやりたいというのを目標に掲げていましたが、今回はよりインターナショナルの色を出せる試合になるのかなと。 荒井 そうです。しっかり防衛して海外に行きたいですよね。まだ試合で行ったことないので。とにかく頑張りますよ! ――相手は6・9後楽園の後、6・15神戸&6・16福岡にも参戦しますが荒井選手は出ません。なので、もし取られてしまったら海外まで取り返しにいかないと…。 荒井 そうなんですよ。でもそんなことは絶対ないので安心して見ててください! もちろん防衛しますよ!
週刊プロレス編集部