最高額は誰だ!? アジア人の市場価値ランキング13位。一体どうした? 金額も得点もダウンした日本の点取り屋
欧州の2023/24シーズンが佳境を迎えている。今季も各地でアジアの有力選手が存在感を示した。いま世界的に高く評価されているアジア人選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、アジア人選手の市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※金額が並んだ場合はサイトに準拠。データは5月17日時点
13位:古橋亨梧(日本代表) 生年月日:1995年1月20日(29歳) 最新市場価値:1400万ユーロ(約19.6億円) 所属クラブ:セルティック(スコットランド) 23/24リーグ戦成績:37試合11得点4アシスト 2021年夏にヴィッセル神戸からセルティックへ移籍した古橋亨梧は、スコットランドで市場価値を急上昇させたが、今季は減少している。 古橋は、2022/23シーズンのスコットランド1部リーグで36試合に出場して27得点3アシストを記録し、得点王とリーグ年間最優秀選手賞を獲得。国内三冠の偉業を成し遂げたチームの主役となった。今季も開幕から5試合で4得点を挙げる見事なスタートを切り、日本を離れたときに200万ユーロ(約2.8億円)だった市場価値は、昨年12月に1500万ユーロ(約21億円)まで上昇している。 しかし、今季のセルティックはアンジェ・ポステコグルーからブレンダン・ロジャースに監督がかわり、古橋は得点だけでなく、前線から引いてパスを受けてさばくという役割も求められるようになり、昨季ほど持ち味が発揮されていない。特に冬の移籍市場でアイルランド代表のFWアダム・イダが加入すると、出場機会が減少した。 今月4日に行われたハーツ戦で今季初の1試合2得点を挙げるなど、古橋は一定の活躍を続けている。2桁得点でリーグ優勝に貢献したことは確かだが、昨季の圧倒的な活躍と比較すると、多少の下落は仕方のないところなのか、3月の更新で1400万ユーロ(約19.6億円)に下がってしまった。
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