レアル、カルバハルの長期離脱にも動じず? 現地紙「短期的な代役を探すことはないだろう」
スペイン代表DFダニエル・カルバハルが負傷離脱したレアル・マドリードについて、スペイン紙『アス』が11日付けで報じている。 今月6日に行われたラ・リーガ第9節ビジャレアル戦で右膝を負傷したカルバハルについては、試合後の診断で前十字靭帯、外側側副靭帯、膝窩腱の断裂が確認され、長期離脱が伝えられていた。そしてレアル・マドリードは11日、同選手が手術を受け成功したことを発表しているが、今後の移籍市場で右サイドバックを務める選手を補強するのか、注目が集まっている。 まず同紙は「この怪我は、契約最終年に入っているカルバハルにとって非常に不運なタイミングだった。また、7つのトロフィーを初めて同時に争う今シーズン、(カルロ・)アンチェロッティ監督にとっても、彼のファーストチョイスの右サイドバックを失うという痛手となった」と報道。それでも「しかし、クラブは焦らず、近年の方針通り、冬の移籍市場で短期的な代役を探すことはないだろう。クラブから発信された最初のメッセージは明確で『冬の移籍市場での補強はしない。ルーカス・バスケスと契約延長をしたのはそのためであり、彼に全幅の信頼を寄せている』というものだった」と伝えた。 そして「来シーズン前には、右サイドバックとセンターバックの2つのポジションを補強する必要がある」として「センターバックとしては、ライプツィヒのカステロ・ルケバ、レヴァークーゼンのヨナタン・ターの名前が挙がっており、右サイドバックとしてはリヴァプールのトレント・アレクサンダー・アーノルドも候補に含まれている」と報じられている。 さらに「市場には確実な解決策はなく、緊急対応や一時的な修正、あるいは『賭け』のような選手がほとんどだ。これがマドリードのやり方ではないため、クラブは待つ姿勢をとっている」と同紙。カルバハルの負傷離脱にも動じない姿勢が伝えられている。
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