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現地時間2月13日（日）、ビヨンセがスーパーボウルの合間に放送されるCMに出演。その直後にニューアルバムをリリースすることを発表した。 【写真】スーパーボウルに駆けつけた、豪華セレブのSNAP30選

スーパーボウルといえばハーフタイムに加えて、有名企業が総力を上げて制作したCMも見どころの1つ。今年通信会社のベライゾンはビヨンセを起用、自分たちの通信環境をアピールした。CMの中で「ベライゾンのネットは強いからパンクしないよ」と言われたビヨンセは「私ならパンクさせられる」と宣言。レモネードを売ったり、バービーならぬ「BarBey」になったりとありとあらゆる話題作りにトライ。通信量過多でベライゾンのネットの通信速度を落とそうと頑張るが、どれもうまくいかない。ビヨンセは最後に大ニュースをさらっとつぶやく。「オーケー、準備はいいね。新曲を発表するよ」。

この直後、ビヨンセはインスタグラムに動画を投稿。動画の中では、カーボーイハットを被った男性たちが砂漠の真ん中でビヨンセの巨大看板を見上げている。看板には「TEXAS! HOLD 'EM」と書かれ、BGMにはビヨンセの歌うカントリーソングが流れている。そして動画の最後には「act ii　3.29」の文字が。2022年に「act i」として発表されたアルバム『Renaissance』に次ぐ、第2弾アルバムをリリースすることを明らかにした。

この動画から今回のアルバムのコンセプトはカントリーになると見られている。ビヨンセはこの動画の後に早くも新曲「Texas Hold ‘Em」と「16 Carriages」をサプライズリリースしている。

今月初めに行われたグラミー賞授賞式ではビヨンセの夫ジェイ・Zがドクター・ドレー・グローバル・インパクト賞を受賞。スピーチではビヨンセがグラミー賞の最多受賞者であるにも関わらず最優秀アルバム賞を獲得していないことを指摘、グラミー賞を主催するレコーディングアカデミーの評価基準を批判していた。カントリーはビヨンセにとって新境地。誰よりもグラミー賞を獲得した大御所歌姫でありながら、まだまだ新たな一面を見せファンを驚かせてくれるビヨンセ。今回はどんなアルバムになるのか、楽しみに待ちたい。