注文を間違え…サービスを忘れ…「それでいいんです」店員は認知症の高齢者『注文を間違える喫茶店』が期間限定でオープン 北海道石狩市
北海道放送(株)
北海道石狩市内で期間限定でオープンしている喫茶店があります。そのお店、「注文を間違える」ということなのですが、どんなお店なのでしょうか。 【写真を見る】注文を間違え…サービスを忘れ…「それでいいんです」店員は認知症の高齢者『注文を間違える喫茶店』が期間限定でオープン 北海道石狩市 25日午後の石狩市役所。ここに期間限定でオープンするのが、喫茶店「流れ星」です。 店員 「流れ星オープンします。おまたせしました。」 店の自慢は3種類のコーヒーやスイーツ。 こちらのテーブルでは、コーヒーの「サンサン」1つと「イシカラ」1つをオーダーしました。コップには、コーヒーの種類が書かれていますが、運ばれてきたのは。 客 「2人ともサンサン(笑)」 違うけど、それでいいんです。ここは「注文を間違える喫茶店」。 店員はみな、認知症の症状を持ち、施設に通う高齢者たちです。認知症の人たちに地域と関わる機会を持ってもらおうと市内の介護事業所が石狩市の交付金を使って開きました。 一方、お客さんの手を取り、席へ案内する店員さん。 店員 「連れていくからね」 ところが別の店員さんに手を取られ、そのまま違う方向へ…。案内することを忘れてしまったようです。 客 「うちで飲むのと違う、すごくおいしい」 「持っている能力を使える場所は必要だと思う」 店員 「知らない人にあってうれしい、友達になれて」 サンサンイシカラ 岡地雄亮さん 「失敗してもまぁいいか、そうだよねと優しい気持ちでお客さんが入るとよいカフェになる」 認知症でもできることをあきらめない。注文を間違える喫茶店「流れ星」。 次回は12月9日に開店です。
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