毎日会社に持っていく”具なし”の塩おにぎり。栄養面も「太りやすい」との噂も気になります…
「節約のために、毎日会社に塩おにぎりを持っていく」という方もいらっしゃるでしょう。 塩おにぎりは簡単に作れてランチ代の節約になりますが「おかずがないと栄養が偏るのでは?」などと、栄養面では不安もあるかもしれません。 本記事では、塩おにぎりを作るためにかかる費用をはじめ、毎日塩おにぎりを食べる健康上の注意点とともに、一緒に食べるとよいおかずについてもご紹介します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
塩おにぎりを作るためにかかる費用は?
塩おにぎりを作るために必要なものは、米と塩のみです。 標準サイズの塩おにぎりを2個作ると想定して、いくらかかるのか計算してみましょう。 まず、コンビニで売っているおにぎりのサイズを標準サイズとして考えていきます。コンビニのおにぎりに使われているご飯の量は100グラム前後といわれています。 農林水産省によると、一般的に米からご飯になるときは「米の重量×2.2~2.3」で計算するため、2個分のおにぎりを作るための米は約91グラム必要ということになります。 米5キログラムを2500円程度で購入したとして、標準サイズのおにぎり2個分であれば約45.5円分の米を使用することになります。塩は1キログラム120円程度で購入したとして、おにぎり1個につき0.5グラム使用する場合、2個分であれば約0.12円分になる計算です。 合計すると約46円ですが、米を炊くための水や炊飯器にかかる電気代なども含めると、もう少しかかると考えてよいでしょう。平日毎日塩おにぎりを2個ずつ作ると考えると、1ヶ月に1000円前後かかると考えられます。
「米は太りやすい」って本当?
毎日おにぎりを食べていると「太るのではないか」と心配になるかもしれませんが、実際に米を食べることで太る心配はないようです。 米に含まれている炭水化物は糖質と食物繊維をあわせた総称ですが、糖質が直接太る原因になるわけではありません。太る原因は摂取エネルギーが消費量より多くなることにあり、何を食べても同じことです。 それどころか、米は腹持ちがよく食物繊維も含まれているため、体脂肪になりにくいといわれています。