エンゼルスが正式発表 菊池雄星が3年総額97億円で合意 日本選手歴代5位タイ!平均年俸約32億円
エンゼルスは27日(日本時間28日)、アストロズからFAの菊池雄星投手(33)と3年総額6300万ドル(約97億円)で契約合意したと発表した。日本選手歴代5位タイの平均年俸2100万ドル(約32億3400万円)の大型契約となった。 菊池は今季、ブルージェイズから7月にアストロズに移籍。初めてシーズン200奪三振をクリアし、32試合9勝10敗、防御率4・05をマーク。奪三振率10・55はア・リーグ3位、206奪三振はリーグ5位につけた。また、アストロズ移籍後の先発10試合での76奪三振はロジャー・クレメンスと並びアストロズでの歴代4位(1位=ランディ・ジョンソン108、2位=ゲリット・コール101、3位=ジャスティン・バーランダー82)だった。 今季エ軍は昨季まで所属した大谷(現ドジャース)の穴を埋められず、球団ワーストの99敗(63勝)で地区最下位、9年連続負け越しで10年連続プレーオフ進出を逃した。ただ、今オフはブレーブスから通算191本塁打のソレアをトレードで、カブスからFAの通算97勝右腕ヘンドリックスらを獲得。すでに総額1億1200万ドル(約172億5000万円)の積極補強を進めている。 菊池は11日に「そこ(世界一)にコミットしているチームに行きたいという思いが強まった」と語っていた。