東京23区マンション1億円 上半期、2年連続で高値更新
不動産経済研究所が21日発表した2024年度上半期(4~9月)の新築マンション1戸当たりの平均価格は、東京23区で前年同期比4.5%高い1億1051万円だった。上半期として初めて1億円を超えた前年を上回り、2年連続で最高値を更新した。用地取得費や工事費の上昇が価格に反映された。 首都圏(1都3県)も1.5%高い7953万円で過去最高だった。地域別では、23区を除く東京が8.8%高い5971万円、神奈川が10.7%高い6391万円、埼玉は6.4%高い5275万円、千葉が17.3%高い5595万円。 首都圏全体の発売戸数は29.7%減の8238戸。