ヤクルト戦力外の三ツ俣大樹が韓国KIAの秋季キャンプ守備インストラクター就任「守備技術向上のため」
オリックス、中日、ヤクルトでプレーした三ツ俣大樹氏(32)が韓国プロ野球・KIAタイガースの秋季キャンプで守備インストラクターに就任した。6日までに韓国メディアが報じた。 韓国メディア「朝鮮日報」によると、現在、沖縄で秋季キャンプを実施しているKIAタイガースが三ツ俣氏を守備インストラクターとして招へいしたという。 KIAは今季、韓国シリーズを制し、7年ぶりに優勝したものの146失策は全チーム最多だった。 そこで、NPBで二塁、三塁、遊撃と複数のポジションを守った経験のある三ツ俣氏を招へい。同メディアはKIA関係者の話として「若い選手たちの守備技術向上のためにインストラクターを招いた」と趣旨を明かしたという。 三ツ俣は修徳高から2010年ドラフト2位でオリックスに入団。14年シーズン途中にトレードで中日に移籍。22年シーズン終了後に中日から戦力外通告を受けた。23年からはヤクルトに加入し、今季は1軍出場がないまま、自身2度目の戦力外通告を受けた。NPBでの通算成績は248試合で打率・191、2本塁打、29打点。 KIAはソフトバンクでもプレーしたイ・ボムホ監督が指揮を執っており、中日で活躍した中村武志氏もコーチとして在籍している。