造船作業中に3人転落死、高松 高さ18メートルの部品折れる
26日午後1時25分ごろ、高松市朝日町1丁目の造船会社「四国ドック」の敷地内で造船作業員の男性3人が高さ18メートルから落下したと119番があった。高松北署によると、3人は市内の病院などに搬送されたが死亡が確認された。足場となっていた甲板をつなぐ金属製部品が折れていたといい、警察は労災事故とみて原因を調べている。 署によると、死亡したのは、高松市の高木優行さん(27)と小野光さん(21)、香川県坂出市の高橋功太さん(21)。1万トン級の貨物船(全長約190メートル、幅約31メートル)の前方右側面で手すりを取り付ける作業をしていたところ、足場となっていた甲板の一部が崩れ、落下した。 高木さんの死因は心破裂、小野さんと高橋さんは全身を強く打ったことによる外傷性ショックだった。