甘みが強く焼き芋がおすすめ 紅芋の新品種「サン紅」 本部町の新たな特産目指す
紅芋の新たな品種「サン紅(べに)」の発表会が本部町で開かれました。 「サン紅」は、本部町備瀬で紅芋を栽培している仲宗根清正さんの畑でサツマイモと紅芋が自然交配したことで生まれた新たな品種の紅芋で、県などの協力を得ておととし、新品種として登録されました。 【写真を見る】甘みが強く焼き芋がおすすめ 紅芋の新品種「サン紅」 本部町の新たな特産目指す 仲宗根にさんによりますと「サン紅」は甘味が強く焼き芋にも適しているということで、今では年間およそ1トンが収穫されています。 本部町役場農林水産課・平安山良信課長 「サン紅は備瀬で生まれた新品種なので、町としても本部町を代表する生産品の1つになればいいなと考えています。将来的には生産者が増えて、生産量が増えることを町としても期待しています」 発表会に合わせて開かれた試食会では、天ぷらやコロッケなどの料理が地元の人たちに振る舞われ、新たな特産品に舌鼓を打っていました。 本部町では今後、仲宗根さんと協力しながら「サン紅」の加工品などの開発を進め、ふるさと納税の返礼品として贈ることも検討したいとしています。
琉球放送