白肌・白ビキニが映える31歳 コンテストで準グランプリ「脂質を増やしたら、健康的な肌の質感や体型になった」
「バキバキ感ややつれた感じのない健康的なモデル体型を追求するために、脂質の量と質、トレーニングの仕方を工夫し続けています」 【写真】塩谷諒さんの白肌・白ビキニ姿
8/11(日)、ベストボディ・ジャパン(以下、BBJ)主催のモデルジャパン2024愛知・名古屋大会にて、ミス・モデルジャパン部門レディースクラス(30歳~39歳)準グランプリを獲得した塩谷諒(しおたに・りょう/31)さん。 塩谷さんはBBJにおいて、全国対抗戦である日本大会でもトップ4を獲る実力者だ。 「手足の長さや骨格などの肉体のポテンシャルは非常に“平凡”。むしろコンプレックスだらけ」と自身を俯瞰しつつ、そのなかで、いかに高いポテンシャルを持つ他の出場者達に勝るかという視点でボディメイクを進化させ続けている。 「トレーニング歴は8年目になりました。最初の3年は高重量のコンパウンド種目でしっかりと全身の筋肉の土台を作り、現在は“がっしり・バキバキ”という印象にならないように、軽めのダンベルを使った引き締めるためのトレーニングが多いです。どこかが突出して目立つことがないように、トータルバランスを大切にしています」 また、ダイエットの仕方も変えた。より女性らしいボディラインのための食事を追求しているという。 「脂質量を増やしたら、減量が進みやすくなったのにギスギス感のない健康的な肌の質感や体型になった気がします。以前は脂質を30g/日まで減らしていたのですが、今は40~50g/日まで増やしています。脂質源は主に魚で、毎日1食は取り入れています。」 また、チートデイ(食事制限を行わない日)をとらなくてもいいように、普段から満足度の高いメニューを食べるよう工夫もしている。 「昼の食材にバラエティを持たせています。月・水・金曜日は鶏胸肉で節制、火曜日は豚肉、木曜日は大好きなホタテやイカなどの魚介類と決めています。節制に強弱をつけることで、『食べたくてどうしようもない!』という衝動が起こらなくなりましたね」 今大会ではグランプリは逃したものの、舞台裏では前々日にぎっくり腰を起こし、立つこともままならないなかでの出場だった。 「昨日、電気治療や整体に駆け込み、なんとかヒールを履いて歩けるようになりました。今はアドレナリンで立っています」と語ったコンディションでも、トップ争いに難なく勝ち進んだのは、場数の違いと全国区選手の意地を感じさせる。
11月14日(日)の日本大会では万全のコンディションで、いつものパワフルで洗練されたポージングを見せてくれることだろう。
取材:にしかわ花 撮影:上村倫代