SNSの上手な使い方は? 微妙な投稿って? かが屋・加賀 翔が語り、しずる・村上 純&KAƵMAにも話を聞いた
尋常じゃないくらいポストをする理由は?
番組は、事前に気になるSNSのアカウントの運用者に独占インタビューを実施。1人目はお笑いコンビ、しずるの村上 純だ。しずるも参加する7人組演劇ユニット・メトロンズの第7回公演「店出す」は、10月17日(木)から27日(日)まで東京・赤坂RED/THEATHERでの開催を控えている。 まずは加賀が選定理由を紹介する。 加賀:なぜ気になるかと言うと、過去村上さんはポストの数が異常に多い。ライブの告知が多い。たまに微妙なことをつぶやくなど、SNS運用についてたくさんの方から疑問視をされていた人なんです。過去にはチョコレートプラネットの松尾(駿)さんが「純さんからSNSを取り上げたほうがいい」と言っていたり、相席スタートの山添(寛)さんが中心となって「しずる村上にツイッターをやめさせるライブ」を開催したり、微妙という意見が多々見られているそうです。僕もそう思います(笑)。村上さんのSNSはうるさいなっていう印象はあるので。 その真相はいかに。番組ADが村上にSNSについての思いを訊いた。 番組AD:「しずる」「村上」「SNS」と検索するといろんな芸人が否定的なコメントをしていますよね。 村上:一言で言うとほっといてほしいです(笑)。ただ、それを言われるっていうことは目に余るっていうことで、それを右から左に受け流してはいないです。チョコプラの松尾さんが、そういうユーザーさんや視聴者の方々の気持ちを代弁しているんだろうなっていう頭は一応あります。そのうえで、ほっといてくれないかっていう感じです(笑)。 番組AD:自身のつぶやきについて過去、先輩に指摘されてハッとしたことは? 村上:博多大吉さんに「お前のツイートは芸人と思えない。成功した社長が吐く余裕のある幸せなツイートを君がして何になるんだ。君はそういう人間なの?」みたいな(笑)。別に否定とかじゃないですよ。そういう風に見て取れるって言われたことがあって。確かにそういう風に見ると、(SNSが)芸人にとって得か得じゃないかっていうと、おそらく得ではないんです。言われてハッとして、「そうなんだ」と思ったことがありましたけど「君が仕事が終わってベランダでハイボールを飲んでることを僕は知りたくはないんだよ」みたいな(笑)。そういうのは覚えています。 続いて「私生活や告知のポストについての比重は気にするか?」との質問に、村上は「比重は決めてはない」と答えた。 村上:とにかく正直に素直にそのタイミングでの自分の本音を私生活のことを話したら、それがちょうど今やっている舞台のあったこととか、それに付随して告知がついてくるのが理想的なかたちかなって。 番組AD:だからポストの数が尋常じゃないくらい多いのでしょうか。 村上:確かに僕のポスト数は尋常じゃないですね。今は減りましたけど、それでも多いと思います。それは自分の性質だと思います。自己顕示欲、承認欲求がその数字に出ているという(笑)。それは呼吸みたいなもので、自分の呼吸のペースが決まって、こういう風にやってきたからもう止まれないんですよ(笑)。止まったときに違うやり方をやる自分が怖かったりとか、どうしていいかわからないから、人を傷つけない限りは好きなことをやりたいですね。後輩には「純さんのつぶやきの感じと、しずるさんのネタの雰囲気とか、相方のKAƵMAさんがいるのにそこのブランディングとか自己プロデュースがぼやぼやして変な風に見えるならやめたほうがいいんじゃないですか」と言われるけど、それはわからないわって。 村上の言葉を聞いた加賀は「日本語わからなかったらロックスターのインタビューなのかなって錯覚するほどのカッコよさだった」と笑う。 加賀:しゃべり方とトーンがめちゃくちゃカッコいいんで、まさか自己顕示欲が溢れて止まらない、どうしようって言っている内容とは思えないですよね。あんなに客観視できていそうなのにブランディングが違うって言われているんですかわからないですね(笑)。