乃木坂46・岩本蓮加、グループ加入から8年 10代から20代への変化「楽しむだけでは続けられない」
■何をするにもグループを背負う
――1st写真集は岩本さんにとって、20歳の節目を記念する作品でもあります。今年は1月に、東京・乃木神社での成人式にも参加しました。 岩本:大人になったと思う瞬間はたくさんあります。でも、10代の純粋さというか、無邪気さが良かったと思うことも正直あるんです。怖いもの知らずで、楽しむのが最優先だった素直さは、10代ならではのまぶしさだったと思います。 ――2016年9月、3期生として加入した当初は12歳でしたね。10代から20代への変化も大きかったのでは? 岩本:それこそ加入当時は、年相応の子どもとして緊張しつつも、活動では楽しさが勝っていました。今は、当時のように何事にも縛られず、もうちょっと素を出したいと思うときもあって。何をするにもグループを背負うことになりますし、楽しむだけでは続けられないお仕事だと思っています。 ――そんな経験を分かち合ってきた3期生の梅澤美波さん、伊藤理々杏さん、吉田綾乃クリスティーさんと共に、岩本さんの実家でバーベキューを楽しむYouTubeの動画がバズりましたね。実家が話題でした。 岩本:みんな超自然体だったし、同期の素を引き出せて楽しかったです。でも、バーベキューがメインだったのに、まさか、実家の方でバズってしまうとは思わなくて。動画がアップされた直後は、どこに行っても「実家見たよ」と言われました(笑)。 ――(笑)。撮影後はメンバー全員、解散したんですか? 岩本:吉田は泊まりました。以前も何度か、実家に泊まったことがあったんです。撮影日の夜は猫好きな吉田が、うちの猫と遊んでいる光景を見守っていました。 ――同期との絆も深まるグループでは、6期生も加入します。新体制への意気込みをぜひ。 岩本:表立って引っ張るタイプではなく、私がグループを「動かそう」という気持ちはないんです。でも、変わっていく乃木坂46を受け入れて、認めて、守っていく気持ちで過ごさなければいけないとは思っています。これからもグループの良さを自分なりに見つけて、ファンの皆さんに伝えていきたいです。 (取材・文:カネコシュウヘイ 写真:松林満美) 乃木坂46・岩本蓮加1st写真集『いたずらな風』は竹書房より発売中。価格は2500円(税込)。