マコモタケ初出荷 氷見特産、猛暑で10日遅く
氷見市特産のマコモタケの初出荷式は30日、同市窪のJA氷見市青果物センターで行われ、生産者ができばえを確認した。今年は9月に入ってからも気温の高い日が続き、例年より10日ほど遅い初出荷となった。収穫最盛期は10月下旬ごろまでを見込む。 市マコモタケ組合の田中賢次組合長、JA氷見市の南勇樹組合長があいさつした。田中組合長は「繊維質が豊富で、シャキシャキした食感でどんな味付けにも合う。多くの人に食べてほしい」と話した。 今年は16の経営体が栽培し、作付面積は昨年より約30アール少ない210アールで、昨年の出荷は2806キロだった。県内のスーパーに1日以降に並び、1袋(250グラム)の店頭価格は250円から。氷見や富山、射水市の学校給食でも提供される。