中国のハッキングを阻止 FBI長官、サイバー安保会合で
【ワシントン共同】米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は18日、中国政府の指示を受けるハッカー組織フラックス・タイフーンによる米国の重要インフラや、メディア、大学関係者らへのハッキングを先週阻止したと明らかにした。機密情報を入手しようとしていたという。ワシントンで開かれたサイバー安全保障に関する会合で語った。 フラックス・タイフーンは悪意あるソフトのマルウエアを利用してコンピューターなどをウイルス感染させ、ボットネットと呼ばれる違法ネットワークを構築していた。FBIが感染したコンピューターを特定し、対処したとしている。