「青森山田-京都国際戦みどころ」京都国際はセンバツのリベンジなるか?!初戦から失点のない両校の投手陣が勝敗を分ける!【大会13日目第2試合】
第106回全国高校野球選手権大会(甲子園)は21日、大会13日目を迎え、準決勝の2試合が行われる。第2試合では青森山田(青森)と京都国際(京都)が対戦。初の決勝進出をかけた両校の対決となった。 【トーナメント表】夏の甲子園 準々決勝までの結果 この試合は両校とも安定感のある投手陣がカギを握る。青森県勢初の優勝を目指す青森山田は、エース右腕の関 浩一郎投手(3年)が初戦で奪われた1失点のみでここまで勝ち上がってきた。石橋との3回戦では、下山 大昂投手(2年)が先発し6回無失点の好投すると、滋賀学園との準々決勝でも先発して3回を無失点に抑える活躍を見せている。ここまで全試合2桁安打と活発な京都国際打線を抑える好投に期待したい。 京都国際は青森山田同様に初戦以降得点を与えず、3年ぶりのベスト4進出を果たしている。チームを支えるエース・中崎 琉生投手(3年)と西村 一毅投手(2年)の両左腕が交互に完投し、抜群の投球を披露している。次戦は登板順でいけば中崎の先発出場が濃厚だ。持ち味は登板した2戦で計26奪三振と圧巻の奪三振能力。130キロ中盤ながら伸びのある直球に鋭く変化する切れ味鋭いスライダーで相手打者を翻弄してきた。2戦連続完封した西村に負けまいと、力投続けるエース左腕の投球に注目したい。 両校は今春センバツの1回戦で対戦し、青森山田が4対3でサヨナラ勝ちを収めている。再び勝利を目指す青森山田か、はたまたリベンジに燃える京都国際か。熱い 戦いから目が離せない。