19歳双子姉妹がルノー「8ゴルディーニ」でラリーに挑戦!「将来は、ヒストリックカーも対応できるメカニックになりたいです」
小学生から家族で参加していた「ミルキーウェイ」ラリーに、姉妹だけで初参戦
四国路を舞台にしたヒストリックカーによる「ミルキーウェイ ブルーアイランド ラリー(以下ミルキーウェイ)」が2023年11月11日~12日に開催された。この地で長く続いているイベントということもあり、ほとんどが約30年の歳月とともに齢を重ねたエントラントたち、その中に元気いっぱいの2人の女の子を見つけた。 【画像】姉妹のファミリーカーだったルノー「8ゴルディーニ」を見る(37枚)
ルノー8ゴルディーニは物心ついたころからあるファミリーカー
フレンチブルーの1967年式ルノー「8(ユイット)ゴルディーニ」(以下ゴルディーニ)にカメラを向けると、即座に笑顔でポーズを決めてくれたのは、井戸田葉月さん&双葉さんの双子の姉妹だ。 「このゴルディーニは物心ついた時から家にある、私たち姉妹にとってはファミリーカーであり、憧れのクルマでもあります。そのゴルディーニを運転して大好きなミルキーウェイに出ることができ、とても嬉しいです」 と葉月さんが言えば、 「小さい頃から家族で参加していたミルキーウェイですが、初めての姉妹での参加、少し不安もありますが感慨深いですね」 と双葉さん。姉妹にとって、幼少期より両親と参加していたミルキーウェイは特別な思いが詰まったイベントなのだ。 「初めて参加したのは小学校1年生の時で、その時はずっと寝ていたので覚えていませんが(笑)、今回で9回目のミルキーウェイです。そういえば四国に渡るフェリーで配線が燃える事件もありました! ラリーもすごく楽しいのですが、パーティでの企画やスタッフのトークの面白さ、たくさんの思い出があります」 「シートがふかふかで、たしかにとても寝やすかったね」 と姉妹。 今回エントリーをしてから、初めてゴルディーニの運転を練習した時は、発進にも手間取ったという葉月さんだが、「ゴルディーニを運転するようになるなんて……」「2人で参加するのもいい経験だね」という両親の言葉も嬉しかったそうだ。 今回の競技は葉月さんがドライバーで、コマ図を読むナビは双葉さんと、それぞれ役割分担しながら2日間の四国路を楽しむ。