名古屋オーシャンズがブラジル出身の19歳のレフティ、ジャコの加入を発表!「チームの勝利に貢献し、チームメイトといろんなタイトルを取り喜び合いたい」|Fリーグ
名古屋オーシャンズは4月1日、ブラジルからジャクソン・ルアン・サルトゥリ・ドス・サントス(愛称「ジャコ」)の加入と、新たなフィジカルコーチの就任を発表した。
ブラジルから左利きの19歳を獲得
名古屋の新助っ人は、これまで加入してきた選手とはやや異なり、キャリアを重ねてきたベテランや中堅選手ではなく、将来を嘱望されるブラジル出身の19歳のレフティだった。 2004年生まれのジャコは、ブラジルのコンコルディア出身。15歳でサンタ・カタリーナ州リーグのJoni Goolでデビューすると、2年連続でタイトルを獲得した。2022年からは同リーグのSao Miguel do Oesteに移籍し、JASCオープン大会制覇とリーグ優勝の2つのタイトルを獲得した。 これまで、名古屋に加入してきた外国籍選手のほとんどは、海外での豊富なキャリアや実績と、20代前半の選手はいたものの、中堅以上のキャリアをもつ選手だ。直近でも、2022-2023シーズンのにMVPを獲得した元スペイン代表アンドレシートや、Fリーグ移籍後にブラジル代表に選出され、2023-2024シーズンの全日本選手権でMVPに輝いたダルランなど、名実ともに世界トップレベルの選手であり、その期待に違わぬパフォーマンスを披露してきた。 そうした王者の歴史において、プロキャリアが始まったばかりの19歳が加わったことは、新しい流れかもしれない。ブラジル人レフティはいったいどんなプレーを見せるだろうか。ジャコはクラブの公式HPを通して「名古屋のユニホームを着れることをうれしく思います。チームの勝利に貢献し、チームメイトといろんなタイトルを取り喜び合いたい」と意気込みを語った。 また名古屋は同日、フィジカルコーチにアンデルソン・バスコンセロス氏(愛称「デ」)が就任することも発表した。 デ氏は現役時代、イタリア代表として56試合に出場し7得点、2008年のワールドカップで3位に輝いた実績の持ち主だ。現役時代から指導者としてもキャリアを歩み始め、引退後は本格的にコーチ業に専念。2018年には名門コリンチャンスで監督補佐を務め、2022年にはリーグ優勝も果たすなど、数々のタイトルを手にしてきた。 今回のフィジカルコーチ就任に際しては、クラブの公式HPを通して、「タイトルを制覇するという新たな挑戦を早く始めたい」と意欲を示した。 ■ジャコ選手 加入のお知らせ いつも名古屋オーシャンズへのご声援ありがとうございます。 このたび、ジャコ選手の加入が決定いたしましたので、お知らせいたします。 新たな新戦力の活躍にどうぞご期待ください。 名前:ジャクソン・ルアン・サルトゥリ・ドス・サントス (Jackson Luan Sarturi Dos Santos) 通称: ジャコ(JACO) 生年月日 : 2004年7月9日 出身地 : コンコルディア(ブラジル/サンタ・カタリーナ州) 国籍 : ブラジル ポジション : ALA 《経歴》 2020‐2021 Joni Gool(ブラジル) 2022‐2023 Sao Miguel do Oeste(ブラジル) 《タイトル》 2020 サンタ・カタリーナ州リーグ優勝 2021 サンタ・カタリーナ州リーグ優勝 2022 JASCオープン大会優勝 2022 サンタ・カタリーナ州リーグ優勝 2023 JASCオープン大会優勝 ■コメント 私の名前はジャコと言います。来シーズンから名古屋オーシャンズでプレーすることになりました。名古屋オーシャンズのユニホームを着れることをうれしく思いますし、とてもワクワクしてます。チームの勝利に貢献し、チームメイトといろんなタイトルを取り喜び合いたいです。どうぞよろしくお願いします。
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