東北での開催は初 イラストレーター・原田治展「かわいい」の発見 21日開幕 盛岡市
IBC岩手放送
昭和から平成にかけて広告などに多くの作品が用いられ、2016年に亡くなったイラストレーター原田治さんの作品を集めた展覧会展が、21日盛岡市で開幕します。 それを前に20日、会場では内覧会が開かれました。 【写真を見る】東北での開催は初 イラストレーター・原田治展「かわいい」の発見 21日開幕 盛岡市 21日、盛岡市民文化ホールで始まる『原田治展「かわいい」の発見』は、全国を巡回している展覧会で、東北での開催は今回が初です。 会場には、原田さんがデザインを手がけた雑誌や広告、商品パッケージなどおよそ400点が展示されています。 1970年にイラストレーターとしてデビューした原田さんはファッション誌an・anの表紙などを担当。 イギリスの童謡「マザーグース」にインスピレーションを受けて1976年に誕生した「オサムグッズ」は当時の女子中高生を中心に爆発的なブームとなりました。 (江幡記者リポート) 「原田治の仕事として 特に人々の記憶に残るのは広告パッケージの作品群ではないでしょうか」 こちらは1984年から90年代前半にかけて、ドーナツショップのオリジナルグッズとして使用された一連のシリーズです。 展覧会では、作品が誕生するまでの過程も知ることができる他、復刻された懐かしい商品を購入することもできます。 一貫して「かわいい」の表現を追い求めたイラストレーター、原田治さんの作品を集めた展覧会は、21日開幕します。
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