企業トップが入社式で“今だからこそ”のメッセージ
4月1日は多くの企業で、新入社員の入社式が開催されました。 企業のトップから新入社員に送られた“今だからこそ”メッセージ。そこから見えてきたのは…
【最近話題になった出来事の企業トップは何を語る?】
■日本航空 鳥取三津子社長 「安全の大切さについて、私の思いと共にお伝えしたいと思います。コロナ禍を経て、今年こそは明るい年の始まりをと誰もが期待していたことと思います。元旦に能登半島地震、そして翌日には、この羽田空港でJAL516便の事故が発生し、大変心が痛む幕開けとなりました。JALグループのお仕事は、どの業務に関わっていましても必ず安全に繋がっております。そして、その先にいらっしゃるお客様の命、これにもつながっていることを決して忘れないでください」 ■ダイハツ工業 井上雅宏社長 「まずは認証申請不正により、新たな門出をスタートされる皆さんとご家族に大変ご心配をおかけしております事を深くお詫び申し上げます。認証申請不正があった事を公表して以降、多くのお客様から落胆とお叱りのお言葉をいただきました。ダイハツは今、『働いて安心』『役割で仕事』『現場主義』を合言葉に、『ワンチーム』で笑顔あふれる会社を目指し、変わろうとしています。そのためには、皆さんの力が必要です。今日から私たちは仲間です。本音で話し、それに向かって一緒に頑張りましょう」 ■森ビル 辻慎吾社長 「異なるコンセプトと特徴を備えた複数のヒルズを、ビジネスや文化、緑のネットワークでつなぎ、DXでつなぎ、エネルギーや物流などのインフラでもつないでいけば、間違いなく世界に類のない、強い磁力を持ったエリアになるはずだ。さらに、このエリアでは「六本木5丁目プロジェクト」や「虎ノ門3丁目プロジェクト」も推進している。これらが加われば、我々の戦略エリアはさらに凄いことになる。皆さんは本当に重要な時期に森ビルに入社する。若い世代にもたくさんの仕事が回ってくるし、都市づくりが好きな人にとってはこれ以上ないチャンスだ。共に挑戦し、共に成長し、共に未来を拓いていこう」